にのはち ページ9
後ろから足音が聞こえてくる
幸い会話は聞こえない距離なので私が煽ったことは気付かれない
まぁ、周りに聞こえないように言ったからね
でも手をはたいた力が強すぎてめっちゃ響いちゃったし…ドンマイケル
涙の準備をしておく
エ｢A！｣
『っみんな』
焦ったように振り向くとリドル先輩が駆け寄ってきて、手を握られた
リ｢手が赤くなってるじゃないか…すぐ治癒魔法を…｣
『！余計な魔力を使わせたく無いです…保冷剤ありますか？』
すると
茉奈｢っは、Aサンが自分でやれば良いんじゃない？全く、いつも男に頼ってばっかで…｣
えぇ〜今それ言っちゃう？
ト｢治癒魔法は難しい魔法なんだ。2年生でも難しいとされるのに1年生のAが使えるわけ無いだろう｣
茉奈｢っ…｣
自爆乙
『…さっきはごめんね、私なんかに、話しかけられたくないよねっ…』
頭を下げる
茉奈｢は？｣
ケ｢どーゆーこと？｣
『え…い、いや、その』
エ｢なんもなきゃ手なんて叩かれたりしねーから。話してくれ、心配なんだ。｣
『……私がパーティー楽しんでるかなって話しかけたら、なんであんたなんかが、エースかケイト先輩じゃないなんてって言われて…私も仲良くなりたいなって言ったら手を…はたかれちゃって』
泣きながら言う
デュ｢やっぱりAを行かせたのが悪かったんですよ｣
こんなに傷付けられたんですよ、と私を抱き寄せる
茉奈｢…は？何言ってんの？嘘しか言ってないじゃない…！信じないでよ！うちらマブでしょ？｣
うわー勘違いきめぇわ
エ｢何言ってんだよ、マブな訳ねぇだろ｣
デュ｢当たり前だ、しかも現にAは今、手を叩かれてる。それが何よりの証拠じゃないか｣
黙り込む茉奈ちゃん
『…でも悪気は無かったと思うの、だって私の事…あんまり好き、じゃないなら、』
リ｢でも、手を出すのは違う｣
ケ｢…オレとエースちゃんのことお気に入りか何なのか知らないけど、Aには手出さないで欲しいな｣
あ、呼び捨て
エ｢ほんとだよ。自分から来たいって言ったくせに騒ぎまで起こしてさぁ｣
茉奈｢！？私、来たいなんて言ってないよ！｣
エ｢もう嘘は通用しないから｣
『なんで嘘つくの…？茉奈ちゃんが来たいって言ってくれたから仲良くなれると思ったのに…』
未だにデュースの腕の中にいる私は胸に顔を埋めるようにして泣きながら抱き着く
ぎゅっと強くホールドされた私は思った
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malia0607ay(プロフ) - なんか悪女が墓穴掘るの笑える。わかっててやってる主人公も性格悪いけど、自分も似たような性格なので、お互い裏がわかってる上で、お友達になって、それぞれの推しが、愛してくれるせかい感をもうそしてしまう (1月9日 22時) (
レス) @page27 id: 7ff7a858df (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ雪だるまを食べる - 最高過ぎる展開でしたわ (5月22日 2時) (レス) @page27 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、ブルーロックのパスワードって教える事って出来ますか？無理だったら良いんですけど……正直ブルーロックの悪女主？って言うのかな？が結構気になってて (2023年1月6日 15時) (レス) @page20 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 天然ちゃんとか王道の難聴wヒロインとか見飽きてたし自分と思って読みたくなかったから…こう言うの大好きです！！！何度でも読んじゃう！ (2022年8月4日 3時) (レス) @page16 id: 54acfceb29 (このIDを非表示/違反報告)
パピ子(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！グリムは今、元監督生さんの1件があってから仲良くなったモブくんと一緒に住んでます！良かったら｢にのじゅいち｣を読んでみて下さい✨ (2022年5月12日 18時) (レス) @page12 id: 501ef5265e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パピ子
| 作成日時：2021年10月6日 17時
