にのじゅ ページ11
ジャミジャミと茉奈ちゃんのやり取りを目撃した翌日
エーデュースを待っているという名目で私は中庭に来ていた
何故かと言うと廊下で茉奈ちゃんがカリム先輩を引き止め中庭へと歩いていくのを偶然見かけたからだ
ちゃんと胃薬を持って待機している
え？なんで胃薬かって？
秘密♡
聞き耳を立てていると
茉奈｢カリムせんぱーい、私、宴っていうのしてみたいです｣
おぉ、積極的
カ｢宴か！いいな！！！今日にでもするか！茉奈も来るか？｣
ふーん、誘われるってことはそこそこ仲良いのね
ムカつくんだけど
茉奈｢いいんすか！やったー！｣
やったーじゃねぇよ
このタイミングで2人の死角から駆け出す
『あ！カリム先輩！』
そう言いながら抱き着く
カ｢お〜！A！久しぶりだなぁ〜｣
寂しかったですよ、と頬を膨らませるとわしゃわしゃと頭を撫でてくる
茉奈ちゃんは鬼の形相だ
そうだよね、サバサバしてる(笑)からこんなこと言えないし、して貰えないよね
『あ！茉奈ちゃんも居たんだ〜』
茉奈｢何？居ちゃ悪いの？｣
う〜ん…ほんとに今イライラしてるんだよね
周りには人居ないし、エーデュース来るまで時間ある…
何より相手はカリム・鈍感・アルアジームだから攻めてもいいか
『それより！なんのお話してたんですか？』
茉奈｢なんだっt｢今日、宴をしようって話をしていたんだ！｣…｣
『良いですね！』
カ｢あぁ！茉奈も一緒にするってな！｣
勝ち誇った顔を向けてくる茉奈ちゃん
が、その顔は一瞬にして歪んだ
カ｢Aも来るか？｣
いいぞ〜ナイス判断だカリム先輩
『え！良いんですかっずっと行きたいな〜って思ってたんです♡』
カ｢なんだ！早く言ってくれれば良かったのに！｣
どんどん話が進んでいく様子に茉奈ちゃんは阿呆面をしている
そこにドヤ顔をする私
はっとして茉奈ちゃんは言う
茉奈｢え、いや…今日はAサン遠慮して欲しいな〜｣
カ｢なんでだ！？人が多い方が楽しいだろう！｣
焦る茉奈ちゃんは目線で察しろと訴えてくる
ウザ〜
『あっ…そうだよね』
そう言うとほっとしたような顔をした茉奈ちゃん
『茉奈ちゃん、今胃の調子が悪いから心配かけないようにしてくれてるんだね…！』
茉奈｢は？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 595人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
malia0607ay(プロフ) - なんか悪女が墓穴掘るの笑える。わかっててやってる主人公も性格悪いけど、自分も似たような性格なので、お互い裏がわかってる上で、お友達になって、それぞれの推しが、愛してくれるせかい感をもうそしてしまう (1月9日 22時) (
レス) @page27 id: 7ff7a858df (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ雪だるまを食べる - 最高過ぎる展開でしたわ (5月22日 2時) (レス) @page27 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、ブルーロックのパスワードって教える事って出来ますか？無理だったら良いんですけど……正直ブルーロックの悪女主？って言うのかな？が結構気になってて (2023年1月6日 15時) (レス) @page20 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 天然ちゃんとか王道の難聴wヒロインとか見飽きてたし自分と思って読みたくなかったから…こう言うの大好きです！！！何度でも読んじゃう！ (2022年8月4日 3時) (レス) @page16 id: 54acfceb29 (このIDを非表示/違反報告)
パピ子(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！グリムは今、元監督生さんの1件があってから仲良くなったモブくんと一緒に住んでます！良かったら｢にのじゅいち｣を読んでみて下さい✨ (2022年5月12日 18時) (レス) @page12 id: 501ef5265e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パピ子
| 作成日時：2021年10月6日 17時
