悪女？馬鹿馬鹿しいw2

にのにじゅいち ページ25

あれから私はこれでもかというほどイデア先輩にアプローチした



努力の甲斐あってか今では1番仲のいいオタ友となっている



さぁ、ここからが大事



オタ友という立場からいかに彼女候補として登りつめるか



女としては充分意識して貰ってるし難しいことでは無い



…じゃあ作戦決行！！！



今日｢も｣会う予定だったがそれに断りを入れる



『ごめんなさい…今日会いに行けなくなっちゃいました…会いたかったです(´；ω；｀)本当にごめんなさい！』ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ



すぐに返信が来た



イ｢そっか、残念だけどしょうがない。また今度おいでね｣



ここから一気にイデア先輩との時間を減らす



必然的に茉奈ちゃんとの時間が増えるでしょ？



そしたら…ねぇ？



私がどれだけ居心地の良い存在だったかすぐに分かる




イ｢あ、A。あn｣



『い、イデア先輩！…ちょっと急いでるので！』



イ｢A、今日予定…｣



『あっ…その用事が、、、』




翌日もその翌日もイデア先輩を避け続けた



素っ気なくでも、切なそうな焦ったように言う



そして毎回周りを見渡して言うの



そしたら誰だって疑うでしょうね







…ほら、来た



イ｢A…｣



『！、せんぱい…』


イ｢今時間ある？｣



『で、でも…』




イ｢ちょっとでいいから｣



『…わ、かりました』



イデア先輩の部屋まで沈黙が続く



部屋に着くや否や



イ｢なんで最近僕のこと避けるの？｣



直球で来たな



『さ、避けてなんてイ｢嘘｣』



イ｢僕なんかした？｣



『！違います…その、わ、私が悪いんです』



イ｢…いつも焦ってるよね？、｣



『い、言えない…です。言ったらどうなるか』



イ｢僕が守るから、ね？本当に。、、、Aに避けられると、寂しい。｣



かかった



『…っ私、お、脅されてて…それがイデア先輩に近付いたら私の周りの人間に危害を加えるって、』



震えながら俯いて話す




イ｢！…ねぇそれって、…相手は茉奈？｣




図星のように肩を跳ねる



『知ってるんですか、茉奈ちゃんのこと』



彼女ってことは知らないていで



イ｢っごめん！それ僕のせいだ…本当にごめん｣



『、どういうことですか？』



イデア先輩は茉奈ちゃんが自分の彼女だということを打ち明けられた



知ってるぅ〜



『そ、うなんですか』



イ｢うん、だからこれ以上｣




ここで勝負にでます




『…茉奈ちゃんのこと、好きなんですか？』

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