先生と私【3年A組】#3

・※すいません、非公開にしていたことに気づきませんでした。 ページ23

唯『あ〜あ!
甲斐の奴拗らせちゃったよ』

さ『えっ?』

愛『これで甲斐が黙だんまり決め込んでこの中から10人死んだら…
アンタらのせいだからね、さくら…渡海…』

『………』

未『何もしてないのに偉そうな事言わないでよ…』




え……




華『茅野ちゃんと渡海ちゃんはアンタ達より
よっぽどこの状況を何とかしようと頑張ってるよ!!』




……ええ?




唯『はあ?』

華『ごめん!
茅野ちゃんと香帆の事ハブるような真似をして』

未『ごめん』




2人はさくらと香帆に頭を深く下げて謝る。
ああ、これで香帆もまた安心だろうな…。




さ『ううん』

未『アンタが自分のした事を反省した上で、澪奈の無念を晴らそうとしてるなら……華…
私達も協力するよ』

香『未来…華…』

『香帆…良かったね』

香『うんっ……』

華『それからっ…渡海ちゃん…』

『うん?』

華『っ…………今までごめんなさいっ』

未『ごめんなさい…
こんなんで許してもらえるなんて思ってない…
でも……ちゃんと言いたかった…
何も知ろうとしないで……本当にごめんなさい…』




何で…2人共泣いてるの?
私に頭下げてるの?
……え?




『…………』

さ『春瑚…ちゃん?』

『ぇ………ぁ……』

さ『……あの、早速なんだけど…
みんなに話したい事があるから』

香『えっ、ちょっと、何?何?』

『えっ…さくら?何?』




さくらに無理矢理教室から連れ出され
廊下に出てきた5人。




『………』

さ『えっと……その……』

香『何でさくらが焦ってんの』

さ『だ、だって…』

『………2人共顔上げて』

華『で…でも…』

『………私なんかの為に泣かないでよ…』

未『っ!!
だって……私ら…周りに合わせて渡海さんをいじめた!!
悪いことだって分かってたのに…』

『うん…
それで……止めようって思ってくれたんだよね?
だったらそれでいいの
謝ってくれるだけでも嬉しいのに
まさか泣いてくれるなんて…思わなかった…し…』

さ『!!
春瑚ちゃん…泣いてる?』

『ふふっ……泣いてない…』

香『……嘘つき』

『…………泣いてないって…
ほら、2人共顔上げて…』




そう言うと涙を流しながら
魚住さんと河合さんが顔を上げる。
それに合わせるように2人のほっぺたを人差し指で突っついた。

・こちらも非公開のままでした、すみません→←・

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