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海『…………っ』
柊『挙句の果てに…お前は春に手を上げた…
自分の思い通りにならないから手を上げるなんて間違ってるだろ!?
そこだよ、お前の弱さは!!』
その言葉に里見くんは怒って…
今度は翔の胸ぐらを掴む。
海『こんな奴に負けっかよ
こんな奴に
何なんだよ…何だよ、その目は何なんだよ!!』
翔の目には涙が溜まっていて
里見くんを睨みつけてる。
私はそれを引き剥がして
さっき私がされたように
里見くんのネクタイを引っ張る。
『翔は弱くない…勝手に言わないで…
澪奈も言ってた
私が真壁くんの選手生命を奪った
でも、だからこそ彼の分まで努力して1分1秒でも速くゴールするんだって…
それが私のできる事だからって!!
澪奈がそう思えたのは……悲しみや苦しみを乗り越えた翔を見たからだと思う…
…………翔を弱いなんて言わないで…
何で……何で……澪奈にあんな事したの……
私が……里見くん傷つけちゃったから?
私のせい…で……澪奈が……』
海『…………あの時……1年の夏……
廊下でぶつかった時…一目惚れだったんだよ
わかってたよ……自分勝手だって…
そんなことやってたってバレたら
渡海にだって……本当に…嫌われるって…
でも……1回やったらどんどん止められなくなって…
……真壁が俺より強えぇってことも
分かってんだよ!!
取り返しのつかない事をしたって
そんなん知ってたよ!!
殴ってくれよ、殴れよ
おい、殴ってくれよ…』
『…………私には出来ないよ…
今までごめんなさい……ごめんなさい…』
海『お前が…謝んじゃねーよ…
お前が謝るなよ!!
…………俺の勝手な感情で勝手な事して…
本当にごめん…』
柊『…………刑事さん、今僕が語った事はあくまで理想論です
でも現実はそんなに甘くない』
『きゃ〜っ!!!』
先生が内側の胸ポケットから拳銃を取り出し銃口を私達に向けたものだからみんなが後ろに逃げた。
私はというと、里見くんと一緒に座り込んだままだ。
甲『何で銃なんか持ってんだよ!!』
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櫻宮みゆ(プロフ) - 海さん» お、重いですよね、自分でも思います笑 幸せな気持ちになれるよう、最後まで頑張りますので引き続きよろしくお願いします。 (2019年4月3日 22時) (
レス) id: 84bf1856eb (このIDを非表示/違反報告)
海 - 春ちゃんの過去が重すぎて、でもだからこそ柊一颯との関係がなりたってると思ったら……ただ、これから、春ちゃんはどうなるんだろうとドキドキハラハラして見てます。いつも楽しみにしてます。お体に気をつけて更新頑張ってください。ずっと応援してます。 (2019年4月3日 0時) (レス) id: be3baba71f (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 柊先生との関係にドキドキしながら読んでます。 (2019年3月28日 11時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
海 - 応援してます。更新頑張って下さい！楽しみです！ (2019年3月26日 18時) (レス) id: be3baba71f (このIDを非表示/違反報告)
三波碧です。(プロフ) - この作品大好きです！更新頑張ってください！ (2019年3月24日 23時) (レス) id: 84994bf844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻宮みゆ | 作成日時：2019年3月23日 6時
