【十二大戦】weak【短編集3】

鈍感ちゃん【卯】黒夜月様リクエスト！ ページ4

卯「Aちゃん！僕のものにならないなら、死んで？！」←




僕が『三月兎』を振る、ように見せて、フェイント、本命の『白兎』を彼女の首に、






とん、という音と、からん、という音。






僕の手首は、だらんと垂れて、白兎は床に落ちてしまった。





「こらこら、憂城くん。私は、貴方の死んだお友達になんてならないって言ってるでしょう？」








…君にはやっぱり適わない。





でも、好き！！！！！




好きだよ、好き、




好きだからこそ、僕のものにしたい。




僕以外の誰も触れないように、僕の意のままに動くようにしたい。








卯「ねえねえ！！君の血、見てみたいなぁ！きっと綺麗だよね、ねえ、見せてよ」



「嫌です」


卯「あははっ、大好き！！！！」



「ありがとう？？」





ほんとに大好き！！！！



大好き、いつか、絶対に、絶対絶対絶対、殺すからね！！！



絶対に、絶望的に。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





辰「おいA〜、お前ヤバいやつに好かれてんな」



「え？誰に？？」



辰「とぼけんなって、卯の野郎だよ」



「え？憂城くんは、そういうんじゃないよ？」



辰「は？」






「憂城くんはー、私が殺せないのが面白いから、私を追いかけてるだけだって！」





辰「あぁ、そうだ…お前はそういうやつだな…」




「え？！」



辰「んじゃ、俺様はお前の追っかけが来る前に退散するぜ」








卯「Aちゃん！なんで他の人と話してるたの？殺しに来たよ！」



「あ、憂城くん！また殺しに来たんだね！」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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