名探偵コナン(安室透) ページ8
カランコロン…
心地のよいベルとともに貴方は"ポアロ"と書かれた店へと入っていく。
すると一人の店員がそれに気づき貴方を迎える。
安室「ん…？」
安室「いらっしゃいませ、ようこそお越しいただきありがとうございます。」
貴方は一言挨拶するとともに一人で来たことを伝える。
安室「かしこまりました！それではこちらのカウンター席へどうぞ。」
貴方は案内された席に座り、しばらくメニューを見つめると目の前のカウンター越しの彼に紅茶を注文する。
安室「おや…良いのですか？僕はてっきりこちらのハムサンドを頼まれるのかと。」
ずっと見られてましたしね、そう彼は微笑みながら貴方の様子を伺う。
そんな彼に貴方は恥ずかしがりながらも大丈夫だと言う。
安室「はは、かしこまりました。」
コトン…
安室「おまたせしました！こちら紅茶とハムサンドでございます。」
え…、と困惑する貴方に彼は笑顔で答える。
安室「こちらはサービスです。」
安室「実はこれ…僕が作ったんですよ？よければ食べてください。」
貴方は彼に何度かお礼を言うと目の前のハムサンドに手をつけ頬張る。
すると、一口目がとても美味しかったのか夢中になりながら食べていく。
安室「ふ…ははッ、そんなに急いで食べるほど美味しかったですか？」
それに勢いよく首を縦に振りながら貴方は応える。
貴方のその幸せそうな表情に彼もつられて笑顔になる。
一息ついたところで彼は貴方に名前を訪ねる。
安室「なるほど…Aさんですか…ふふ、素敵な名前ですね。」
安室「僕の名前は安室透です。Aさん…貴方がよろしければまた−−−」
「僕に会いに来てくれませんか？」
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作者名：アイ桜 | 作成日時：2018年6月11日 15時
