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フロイド先輩はつい先日のお昼寝の日から私の扱いが変わり始めた。
抱きしめるのも軽くなったし、授業にも無理やりついてこなくなった。
どうやらアズール先輩に怒られたらしい。
最近は、私のことを気遣ってか、モンストラウンジで特別メニューと称してケーキを食べさせてくれたり、気まぐれに錬金術で作った鉱石をくれたりする。
少し前までの毎日振り回されていた日々とは大違いだ
それでも前のように一日中ずっとという訳ではないが、放課後や昼食などはフロイド先輩と一緒に食べるのが恒例となっている。
今日の昼食も一緒に食べることになっている
(今日の昼食はきのこのリゾットにしようかなあ…)
私がキノコのリゾットを手に取ると，後ろにくっついているフロイド先輩が露骨に嫌そうな顔をする。
「くらげちゃん、キノコなんてたべんのぉ〜？」
「えっと…好きなので？」
「まじ？」
フロイド先輩が信じられないと言うような顔をしている。
「あははっ…フロイド先輩はキノコ、嫌いなんですか？」
何となく子どもっぽく驚くその顔が可愛らしくて、思わず笑ってしまう。
私が笑っているのを見て、フロイト先輩の目がさらに大きく開かれる。
このままだと先輩の目がこぼれ落ちてしまいそうだ。
「えっと…先輩？おーい？」
先輩の前で手を振るも、反応する気配がない
(どうしたものか………)
うーんと悩んでいると、足が地面から浮く
久しぶりの浮遊感である。
フロイド先輩は私を持ち上げたまま、くるくると回る。
「あははっ！くらげちゃんって笑うんだぁ〜！変なのぉ！普段はゴーストみたいなのに！」
(遠心力で足が外れそうなのですがーっ！)
回りながらフロイド先輩は楽しそうに笑っている
私は食堂に来たジェイド先輩によって助けられるまでクルクルと回され続けた。
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みみみよ - ありがとうございます！続編作りましたー！ (2020年7月30日 22時) (
レス) id: 9263a3a9a9 (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - 凄く面白かったです！続きの話ですがみたいです！是非検討(？)してくれると嬉しいです！ (2020年6月18日 0時) (レス) id: 314a198c1c (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯 - 面白かったです…！私は続き見たいな、と思いました！(あくまで一読者の意見ですが…。)お身体に気をつけてください(*´∀｀*) (2020年6月8日 19時) (レス) id: 71646cf771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみよ | 作成日時：2020年5月4日 16時
