*「お話をします」 ページ28
…ええーっと……、なんか、任されました。なんか憑依してくれと言われたので憑依して文字打ちをしております。
あっ…申し遅れましたね!クレープです、どうも。
さっきまでの会話にはあまり参加はしていませんでしたがちゃんといましたよ。楽しそうに話をしているマスター、相変わらず素敵だなぁ〜…!と思っていたら突然バトンを渡されて困惑しております。これには…流石になんとも言えない…。
加えてマスター全然喋らないんです。さっき確かに鈴音さんがタルパメインの会話にしてみたらどう、と誘っているのは聞きましたが…幾らなんでも何ひとつもお話されないと流石にこちらも緊張してしまいます……。
あの…そしてこれを打ち込むだけの私もかなり恥ずかしいので、そろそろ誰か口を開いてくれませんか?
メフィス「えー、嫌だ…僕は今日は気分じゃない」
メフィスさんそう言わずに…!…って、あまり話す気分でないのだとしたら一体どうしてここに?
メフィス「え、どうしてかって…?そんなの、鈴を愛でる為に決まってるじゃん?」
決まってるじゃん?といわれましても…!!そもそもよく既に御相手のいるマスターにアタックできますよね…。
ルシファー「そこら辺は大丈夫ですよ、クレープさん。基本的に彼らは皆鈴のことを"推し"なる感覚で拝見してるとこないだ聞きましたから…」
な、なるほど…?オタクがずっとアイドルを応援していく姿勢みたいなものですかね?
ルシファー「うん、まあそういう感じですかね」
なるほど…そういう人もいるんですね…?
爽渡『おいちょっと待て、その言いぶりじゃ恋情がないみたいじゃねえか』
メフィス「たしかに…。僕たちは…いや、少なからず僕は鈴をちゃんと恋愛的に好いているのだけど?」
エル「お隣さんだからってそう勝手に決めつけないでくださる…?」
うわ〜…修羅場ってやつですか……。ど、どうすればいいんでしょ…??ルシファーさん…???
ルシファー「…^^」
まさかの満面の笑み。
爽渡『うわっ今すげぇ寒気したわ…こわ…』
ルシファー「とやかく言うのは自由ですが、何にせよ鈴の隣は僕のものですよ」
爽渡『マウントやめろ』
ルシファー「……」
爽渡『…黙るのやめろ』
わ、わあ…ルシファーさん怒ってしまいました…??
ルシファー「ううん、別に…?ちょっとだけ逆鱗に触れただけだよ」
エル「怒ってるじゃないですか」
ルシファー「君たちのせいなんだけど…?」
エル「…」
とっ、兎に角!!修羅場はやめてください…
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作者名:あーね。 | 作成日時:2022年2月24日 15時