ハルヤ様のプリンセス２

番外編5　スイジュさんリクエスト ページ8

ヒメカside

今日は、夏休みだし、ナツメと遊んだ

ナツメ「ヒメカ、またねー！」

ヒメカ「うん、またねー！」

ちょうど今、ナツメと別れた

その時、私の目の前に紫色の霧が現れた

ヒメカ「きゃあっ」

思わず目をつぶってしまった

私は目を開けたと同時に、想像もしていなかった場所にいることに気が付いた

ヒメカ「えっ・・・ここは・・・？」

？「もしかして、人間？」

？「わかんないよ、半妖かもしれない」

？「すごい霊感を持っているような気がする」

まさか、妖怪？

ということは、妖怪がいる世界に迷い込んだのかもしれない・・・

ヒメカ「あそこに行けば、何かわかるかも・・・」

私は、そう思って、大きい建物に入っていった

すると、誰かに声をかけられた

？「おい、人間か？」

ヒメカ「そ、そうです」

？「私は蛇王カイラ、ここは妖魔界だ」

ヒメカ「そうなんですか、私は西園寺ヒメカです、私は人間なのに驚かないんですね」

カイラ「私は半妖だから、人間でも驚かない」

ヒメカ「だから、少し人間と同じ雰囲気なんですね」

カイラ「それがコンプレックスだったんだけどな・・・」

ヒメカ「別に、半妖とか、関係ないと思います」

カイラ「・・・っ！」

ヒメカ「カイラさん？」

カイラ「なんでもない、そんなことより、そろそろ人間界に帰ったほうがいい」

ヒメカ「今日は、ありがとうございました！」

カイラ「・・・こちらこそ」

私には、カイラさんがつぶやいた言葉はよく聞こえなかった

カイラ「人間界へ」

カイラさんがそう言うと、また紫色の霧に包まれた

ヒメカ「さようなら！」

カイラ「またな」微笑

私は、目を開けた時には、ナツメと別れた道にいた

青空に右手を伸ばしたら、手首に水色のブレスレットがかかっていた



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スイジュさん、リクエストありがとうございます♪

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