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。
ドキン。ドキン。ドキン。
体全部が心臓になったんじゃないかってくらい動悸がする。
スマホの中がぐるっと回って
声の主が姿を現す
｢やっほーはじめまして〜｣
｢ぎゃあ！！！！！｣
焦ったせいで漫画みたいに手から滑り落ちたスマホが
バンッと床にたたきつけられた
｢あれ？大丈夫？？｣
｢なっえ、は？あれ？あー、えっと。んと｣
言葉にならないままとりあえずスマホを拾って
ぺたっと床に座り込む
｢あっはは｣
｢キボム！Aをいじめないで｣
ゆっちゃんの声、、とちょっとホッとするけど
いや、キボムって呼んでるし、じゃなくて、えっと、、、
いや！！！全然無理！！！状況が理解できない。。
｢いじめてないじゃん〜既読ついたから今だーと思ってかけたの〜びっくりした〜？｣
｢いや、あの、はい。えっとあれ？状況が。。｣
｢僕は誰でしょ〜？言ってみて？｣
スマホの中では大好きな大好きなSHINeeのキムキボムがニコニコ(ニヤニヤ？)と見てくるではないか。。
｢キムキボムさん｣
｢ヤー。よそよそしい〜僕らのペンなのに？笑｣
｢すみませんありがとうごさまいますこの電話のことは一生忘れません。カムサハムニダ｣
もう心臓が持たん！！！！なんなんだ！！！
｢もー！ちょっと！終わり終わり。｣
そうゆっちゃんの声が聞こえたと同時に画面がぐるっとまた回ってゆっちゃんが映った。
｢びっくりさせてごめん(笑)でもよかったね！笑｣
｢ゆっちゃん。。。私もう召されてもいいよ。｣
そういうとゆっちゃんより豪快にキーくんが爆笑する声が聞こえた。
｢今日どうせ来るでしょ？Aのことだから｣
｢そりゃもちろんいくんだけれどこんな事があっては私、もうどうしたらよいのか｣
｢ごめんね(笑)｣
思ってもないだろうごめんねという言葉と同時にまた画面が揺れる
｢Aヌナ〜こんにちは〜はじめまして〜今日会えるの楽しみにしてます〜｣
｢ヤー！テミナ勝手に割り込むなよ〜｣
｢キボミヒョンばっかりずっるいじゃん｣
スマホの画面の中にテムキー。眼福。。。
ってそんなこと思ってる場合じゃない。。
｢ごめんね？A。。あれ？Aー？？？ちょっと！ゆずヌナー！！スマホフリーズしてんだけど｣
｢いや、すみません何も喋れなかっただけです｣
｢あ、なんだそっか。いやー驚き方が想像以上。笑ったわ。ありがとね。じゃ、またあとで〜｣
笑顔で手を振ってるテムキー。ありがとうございました。とだけ告げると通話が切れた。
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作者名：みよん | 作成日時：2021年11月6日 0時
