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｢それでさ〜ジャジャーーン！！Aにサプライズ！｣
｢え？なにー？？？｣
居酒屋について、
つまみながらちまちま飲んで
近況報告したりしてからこないだのイベントの話になった時
突然カバンを漁ってなにやら袋を取り出したゆっちゃん。
｢あけてみて〜あけてみて〜｣
ウキウキしてるゆっちゃんから袋を受け取り中を見ると
中にジップロックが入っていてなにか入ってる。
｢？？なに？これ？なに？？？｣
｢Aのために私が一肌脱ぎました！｣
得意げに言うゆっちゃん。
ん？なんだこれ？
袋を開けるとまずなんかメモが入ってる
｢？！？！は？！？！｣
メモを取って見て絶句した
ゆっちゃんを無言で見ると
ドヤァ〜
してやったり顔。
｢え、待って待って待って待って｣
冷や汗が止まらない。心臓が爆発しそう。
もう一度しっかり見る。
何度も見てきたものが書いてある。
間違いなくこれはしゃいにのサインである。
しかも。直筆だ。裏を返したらサインペンが裏写りしてるもん。
｢まって、なん、え？これ、サインだよね？｣
｢そう。どう？嬉しい？ふふふ｣
にっこにこのドッヤドヤのゆっちゃん
｢いや、嬉しいとか、え、あ、はぁーーー？え。あーーーなんかえーーー待ってしかも。。これ真ん中にAって。。、。｣
名前入り。。。ほんとに言葉が出てこない。うそでしょ。って
｢あ、そのジップロック開ける時気をつけてね？｣
｢？？？｣
｢Aにとってはそれ開けた瞬間の香りもきっと嬉しいはず｣
｢なに？どゆこと？｣
もう興奮どころではない。むしろ冷静な私。
｢よく見てみなよ。Aならもしかしてわかるんじゃない？それがなにか。｣
｢は？｣
もはや年上に対する言葉ではない私
｢だからね、貰ってきたの。Aに。｣
｢え、ちょっと待って、、？説明して。。。｣
そう言ってグビっとビールを呑んでドキドキしながらゆっちゃんを見た
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作者名：みよん | 作成日時：2021年11月6日 0時
