今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:20,932 hit
小｜中｜大
| ページ3
前に1度だけ、先生と彼女さんが並んで歩いている姿を見かけた事がある
とても微笑ましいカップルで、とても不満があるようには見えなかった
電車を待っている間、気になる事を聞いてみた
「せんせ、最近彼女さんと上手くいってるの？」
「なんや急に」
「だってせんせ、欲求不満そうだったから」
「んー、まあそうやな、最近ご無沙汰なんよ」
サラっと、息を吐くように当たり前に言った
そっか、最近求めてくるのってそういう事だったんだ
もしかしたら、私の方がいいって思ってくれてるのかななって、ただの私の願望だ
私はいつか捨てられるのかな
駅構内のアナウンスが鳴り響く中、先生のスーツの袖を掴んだ
「どした」
「キス、して？」
「甘えたさんやな、周りには秘密やからな？」
電車が来るまで、私たちは触れるだけのキスを交わした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湊音(プロフ) - 化零羽さん» こちらにもコメントをしてくださりありがとうございます(*´`)そう言って貰えて嬉しいですー！ (2020年1月15日 23時) (
レス) id: ce143170a2 (このIDを非表示/違反報告)
化零羽(プロフ) - ふあぁ…めっちゃ好きです…！！ (2020年1月15日 22時) (レス) id: c8692e2cd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湊音 | 作成日時：2020年1月14日 9時
