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blue side
仕事が終わったのは深夜2時をまわったくらい。
さすがにこの時間まで撮影は辛いわぁ。
肌にも悪いのに。
そう思ってても、AからのLINEを見たら元気になる。
もう大阪かえってもうたけど、また近々会える。
これからは一緒にいれると言う事だけで俺の糧になる。
''今仕事終わったわー。もう帰って寝てるかな??おやすみ''
そう送ったところで家の前に着く。
マネージャーにお礼を言うて家に入ったら、家は真っ暗で。
あ、しまった。
廊下だけ電気つけといてってAに言ってなかった。
まぁこれからは一緒に住むし、その時に言うたらいいか。
俺もだいぶ浮かれてるなぁ。笑
そう思いながら家に入ったらいつも通りテーブルに手紙があって。
あれ?いつもより多ない??
そう思いながら読んだ手紙には
''章大へ
お仕事お疲れ様。
夜ご飯食べてきたかな?
作っていいかわからなかったから、おかずを1食分ずつ小分けにして冷凍庫に入れておくので、好きな時に食べてください。
ご飯は冷凍して時間たったら美味しくなくなっちゃうからチンするご飯買っておきました。
ハンバーグ・・・
焼いてあるのでチンしたらOK。
味噌汁・・・
150ccくらいのお湯で溶いて下さい。
お出汁と具は既に入れてあるので大丈夫です。
ホワイトソース・・・
何となく作りました。笑
使えるレシピはいっぱいあるから良かったら使ってください。
カレー・・・
これも温めるだけ。すこし隠し味入れてるので煮込まなくても美味しいとか思います。笑
ビビンバ用ナムル・・・
野菜とって欲しかったけど、冷凍したらシャキシャキ感なくなるから出来なくて。。。
なのでナムルにしました。
ご飯に合わせてもいいし、おつまみでもいいし。
とりあえず野菜取れるようになので。。。
身体無理にしないように頑張ってね。
A ''
冷凍庫を見ると、しっかり付箋が貼ってあるタッパが並んでいた。
しかし凄い量やな。笑
明らかに作りすぎやろ。
という量に思わず笑ってまう。
「どんだけ心配性やねん笑」
今からでも電話したい気持ちを抑えて。
既読がついてないLINEに更に
''ありがとう''
とメッセージを残して眠りについた。
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作者名:miyna | 作成日時:2018年11月21日 22時