これからも一緒に(∞)2 (ページ16)

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purple side

た「兄ちゃん？ちょっと悪いけど迎えに来てくれへん？」

「なんやねん。まだバスあるやろ。」

た「いや、兄ちゃんやないとあかんねんて。あわせたい人もおんねん。お願い！」

「もうわかったわ。どこや。」

た「高槻の駅のコンビニの裏の駐車場らへん！」

「ほな今から行くわ。」

た「ありがとう！ごめんやで！」

そう言われて迎えにいったら、なんや。

アイツ女連れとるやないか。

お前嫁おるのに。

それで迎えにこいとかどういう神経しとんねん。

そう思ってたら。

あれ？Aちゃんやないか？

たいじの会わせたいってAちゃんかい。

その思ってたらAちゃんだけが車に乗ってたいじが帰って行った。

ん？どういう事や？

そう思いながら携帯を見たら

''兄ちゃんごめん。会わせたいってAちゃんやねん。安田さんとなんかあったみたい。話聞いたってくれへんかな。''

なんかあった？

いや、さっき俺ヤスから同棲してええかって相談受けたばっかりやぞ？

て事はうまくいってるんちゃうんか？

そう思いつつも、家に忘れてきた仕事用携帯を取りに1度実家に帰る。

そしたらオカンに捕まって、送って向こうで話するはずが何故かたいじの部屋になった。

そこで話をするAちゃんは昔と変わらず遠慮がちに下を向いてて、聞いていくと大体の話は想像がついた。