これからも一緒に(∞)2 (ページ14)

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村「Aちゃん、転勤決まったんやて？」

「あ、はい。」

村「そんでな、ヤスからこれを機会にAちゃんと一緒に住もうと思ってるって言われてん。
付き合って1年しか経ってないけど結婚ってなったらAちゃんしか考えられへんから。って」

そんな、事。
思ってくれてたんや。
てっきり怒ってると思ってた。

村「万が一の事があったらグループに迷惑かかるけど、できるだけ早く認めて貰えるように頑張るからええかなって相談してきたわ。笑」

「そんなふうに。。。」

村「昔な。昔やで？！当時の彼女と結婚したいってジャニーさんに直談判した事あってんけど、丁度売れだした頃で話もさせてもらえへんかったことあって。
そん時の二の舞なりたないからある程度Aちゃんも仕事も土台作っときたいんちゃうか？」

そんな事あったんや。。。

村「アイツ、グループの中では可愛いキャラやけど実際筋通っためっちゃ男気あるやつやで？
そんな簡単に同棲とかするやつやないし、ヤスの事やからある程度覚悟決めて言うてるんやと思うわ。やから安心して任せてもええんちゃう？」

そう言えば前に渋谷さんからも

''ヤスは弱ない''

って言われたな。

「もし、一緒に暮らすってなったら。
皆さんにご迷惑をおかけするかも知れません。それでも大丈夫なんでしょうか？」

村「大丈夫やないけど、でもあいつがあんな風に相談してくるってことは腹括ってるってことやろ。
俺らも協力出来ることはするし、ええんちゃうか？」

その時やっと自分の気持ちがわかった。

章大と一緒にいたい。

これからもずっと。

後から電話しよう。

ちゃんと伝えよう。

「村上さん、、ありがとうございます。
お言葉に甘えさせて下さい。」

村「とは言うても細心の注意ははらいや？」

「はい！！」

村「ほな帰ろか。もう夜も遅いし。」

そう言われて、おばさんに挨拶して帰りも送ってくれると言った村上さんの車に再度乗り込んだ。