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たいじくんと喋ってたらいきなり鳴り出したたいじくんの携帯。
た「あ、もしもし?ごめんごめん。ほな行くわ。」
そう言うと
た「よし。Aちゃん、帰るで。」
そう言うと自分の荷物を置きっぱなしで私の腕を引っ張っていく。
階段を降りた所から少し離れた所にある車。
そこには
た「兄ちゃんごめんなぁ。」
村「お前いきなり言うからビックリしたやないか!」
た「ごめんて笑。ほな後よろしく頼むで!」
そう言って私を置いてBARに戻って行った。
私。
パニック。
村「久々やね。」
「お久しぶりです。」
村「とりあえず乗り」
「あ、はい。」
さっきまでのほろ酔いモードなんか一気に吹っ飛んで、そそくさと車に乗り込む。
村「ちょっと実家寄ってええか?」
「あ、はい。大丈夫です。」
そう言うと車が走り出す。
昔、自分が住んでた地域に向かう道を走る車。
駅前からよくこの坂頑張って自転車で登ったなぁ。笑
そう思っていたら過ぎていく街並みに村上さんの住んでたマンション。
「あれ?あのマンションじゃなかったでした?」
村「あー、実家引越してん。」
「そうなんですね。みんな変わっていくなぁ。」
そうやって外を眺めているともう少し坂を登った所の一軒家で車が止まった。
村「今ここやねん。ちょっと待っとってや。」
そう言うと車から降りて家に入っていった。
その間に見た携帯には章大からの連絡はなくて。
出会って初めての喧嘩。
初めてにしては内容重すぎるよ。
自分で抱えきれへんやん。
そう思いながら携帯を見てると車の窓のノックされた。
村「あ、Aちゃんあのな」
母「いやー!Aちゃん?大きくなったねぇ!!」
「おばさん?!めっちゃお久しぶりですー!」
母「こんな綺麗になってぇ。おばちゃんも嬉しいわ」
「おばさんも相変わらず綺麗ですよ?お肌とかツヤツヤやないですか笑」
母「もうそんな褒めんといてー。あ、良かったら上がっていき?信五も!ほら!」
そう言って半ば強引に家に招き入れられた。
ほんまおばさん変わらん笑。
そう言われ、たいじくんが昔使ってた部屋に通された。
村「相変わらずやろ?笑」
「ほんまに。笑」
そう言って昔の事を思い出して笑った。
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作者名:miyna | 作成日時:2018年11月21日 22時