これからも一緒に(∞)2 (ページ1)

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渋谷さんが来てからたわいのない話や昔の暴露話まで。

色んな話を教えてくれて。

少し打ち解けてくれた頃

渋「2人はどうやって知り合ったん？」

「あの芸人さんわかる？関西の。」

渋「あー、あの」

「あの芸人さんの飲み会で知り合ってん」

渋「あ、そうなん？」

そういった渋谷さんの目が少し曇った気がした。

「あ、でもあれやで？メンバーにも付き合う前に紹介してるし、付き合ってからも一応彼女として紹介してるから一応公認やねんで？」

「まぁ。あの飲み会参加してるってなったらそう思われてもしゃぁないやろな」

何度も見たこのやり取り。

多分。

しょうくんと付き合ってる限り一生ついてまわる。

毎回聞かれては説明して。

きっとそれでも信じない人もいる。

安田さんは騙されてるって。

こんないい人をこんな風に思わせる私が一緒にいていいのかな。。。

いくら何もしてなかった人数合わせ的要員だったとしても身から出た錆。

私は言われる覚悟は出来てるけど。。。

それを背負わすのが、少し辛い。

渋「Aちゃん？」

「あ、はい」

渋「いま、めっちゃ申し訳なさそうな顔しとったで？」

「え？」

渋「まぁ、大体考えてる事はあらかた想像出来るけど。ヤスはAちゃんが思ってるほど弱ないよ。」

そう言われて。

涙がでた。

渋「あー、ごめん！泣かすつもりやないねん。」

「あ、違うんです。すみません。」

そのまま付き合っててもヤスは守ってくれるから、安心せぃ。

そう言われた気がした。

勝手な自分の解釈やけど。

でも、渋谷さんの言葉は今までで1番、自分の心の奥までつつかれた気がした。