紅一点、私マネージャーになります！3

休日の過ごし方 ページ20

「お疲れ様で〜す」


事務A「お疲れ様で〜す。あれ？神無月さん今日休みじゃなかった？」


「そうなんですけどね、買い物がてら顔出しに」


事務A「顔出しにって。毎日いるじゃん。笑」


事務B「ほんと仕事好きだよね。笑」


「仕事もですけど、ここのみなさんが好きなんです。笑」


事務A「あ〜もうなんていい子。」


「ついでにこれ、差し入れです」


事務所にくる前に見えたおいしそうな洋菓子店で買ってきた箱を開けて机に置くと、みんななに？なに？と集まってくる。


「これおいしそうだなぁって思って。笑」


事務A「ほんとおいしそう！一緒に食べよ！コーヒー淹れてあげる！！」


そういうとこの中で一番古い事務員さんが機嫌よくみんなのコーヒーを淹れに行く。


こういう職場だからきっとみんな笑顔で仕事できるし、私たちも楽しくなれるんだな。
みんなの分のコーヒーを手に戻ってきた事務員さんはすでにルンルン気分なのが目に見えてわかるから、先輩だし年上だけどめちゃめちゃかわいいなって思ってしまう。


みんなでお菓子を囲んで少し休憩していると



事務A「あ、そういえばさっきSixTONESの子たちきてたよ？動画取るからってスタジオ借りるって言ってたけど」


「あ、大丈夫です」


事務B「いかないんだ。笑」



「だって絶対うるさいですよ。笑」


事務A「それは普段からでしょ？笑」


事務B「僕この前かくれんぼ誘われましたよ？笑」


「私は鬼ごっこ」


ここはなんの集まりだと疑うほどに仕事の雰囲気がないのがほんとに彼ららしい。笑



「まぁ、とりあえず顔だけ出してきます。笑」


そういってみんなでの雑談をした後スタジオに向かった。

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