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約束通りの時間に到着するようお店に向かっていると収録がおしたようで遅れます。と連絡が入っていた。
言われた通りにお店に名前を伝えて先に個室で待っていると
阿部「ほんとごめん！」
そういいながら入ってきた阿部さんは急いできたのか少し汗をかいた跡があった。
「大丈夫ですよ。笑
お仕事お疲れ様です。毎回時間おすって本当なんですね。笑」
阿部「時間で終わらせようと思ったのに佐久間がさ。笑」
「スノ担としては嬉しい情報ですね。笑」
阿部「なにか先に頼んだ？」
「いえ、待ってようと思って」
阿部「ごめんね？でも・・・すっごい嬉しい。笑
ありがとう。」
その後、ご飯を食べながらいろんな話をして私の緊張も解けてきたころ
「阿部さん、あのお返事してもいいですか？」
阿部「え？」
「もうきまったんです。」
その一言に阿部さんは息をのんだ。
阿部「そっか。Aさん。俺と付き合ってください。ずっと直接言いたかった。」
そう私の気持ちはもう決まってる。
「阿部さん。
こんな私でもいいなら。宜しくお願いします。」
阿部「え？ほんとに？」
「阿部さん担当の私でいいんですか？」
阿部「もちろん！うわ俺振られるかと思ってた。マジめっちゃ嬉しい！」
そういって満面の笑みを浮かべる阿部さん。
今の私にはその笑顔がとっても愛おしく見える。
その後、このまま・・・なんて思ったけど、付き合った日にそんなことは考えてないみたいで。
そのままタクシーまで送ってもらってその日は帰路についた。
ほんと阿部さんらしい。
家の前でタクシーを降りて空を見上げると薄い雲の向こうに光る満月。
雲のせいか少し霞んで見える。
私はきっと夜の世界はしばらく辞めれない。
そしてそんな私でも好きになってくれる人がいると思う。
でも、きっと私がその人を好きになってしまったら今の私じゃなくなってしまうから。
よく一番好きな人よりも二番目に好きな人と結婚したほうがうまくいくって言うでしょ？
今は、私が好きな人といるより、私を一番に好きでいてくれる人といたい。
後々後悔したとしても。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます！私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります！お読み頂きありがとうございます！ (2021年6月27日 14時) (
レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます！ (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miyna
| 作成日時：2021年5月20日 21時
