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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
ｶﾞﾁｬ
かずにぃ｢おう、お疲れ様。｣
｢お疲れ様｣
かずにぃ｢とりあえず中入って。お前の家の鍵貸して。明日の着替え持ってきてやっから｣
｢・・・下着は要らないからね？｣
かずにぃ｢なにがだよ。笑
平気で俺の前で着替えるやつが気にする事じゃねぇだろ｣
そう言いながらそそくさと用意をして軽いご飯を用意した後部屋を出ていった。
何度もきたかずにぃの部屋はほんとにただ帰って寝るだけの部屋と化して、昔あったゲームやマンガがあった棚はただの空箱の様になっていた。
少しでも早く私を辞めさせたい。という言葉通り部屋にかかっている土木業者の制服。
昼夜働いてるかずにぃに心配かけたくないのになぁ。
なんて思っていたらまた携帯が鳴った。
表示されているのはまた''阿部さん''の文字。
さっき出なかったのにまたかけてきたと言うことは何かあるのかもしれない。
そう思って電話に出た。
｢もしもし｣
阿部｢あ、もしもし、ごめんね？夜遅くに｣
｢いえ、まだ起きてたので｣
阿部｢ねぇ、何かあった？｣
｢え？｣
阿部｢いや、なんかさ、ふと電話したくなって。
いつもなら出なかったら何回もかけたりしないんだけど。
今日は声がどうしても聞きたくて。
元気ない、よね？聞いてもいいなら聞かせて欲しいな。｣
たまにいるよね。
落ちこんだ時やしんどい時に限って連絡してくる人。
人によってはそれを相性がいいとか、運命の人って言うけど。
私は、、、、
｢いえ、大丈夫です！｣
そういう事は信じちゃいけない気がするから。
阿部｢俺には、いえない？｣
｢え？｣
阿部｢もう気づいてると思うけど、俺はAちゃんが好きだよ。｣
｢・・・でも私は阿部さんのファンで｣
阿部｢俺担当とか、正直自分のファンの子なら警戒しないとだし、色々考えちゃう面もあるけど。
どうしても俺がそう思えないから。
Aちゃんが俺担当だからどうとかじゃなくて、俺がAちゃんを好きなの。｣
推しから告白される。
どれだけの人が夢見ているんだろう。
そのうちの1人は私のはずなのに。
私は
どうして心の底から喜べないんだろう。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます！私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります！お読み頂きありがとうございます！ (2021年6月27日 14時) (
レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます！ (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miyna
| 作成日時：2021年5月20日 21時
