深澤side ページ38
結局あれからボーイさんよんで事なきを得た。
どうやらAちゃんの事が好きらしく、お店だけではなくお昼間の喫茶店に毎日来て彼氏面したり、同伴をしていったら怒られたり。
しまいには自分以外に着いたらずっと悪態をついていたらしく早々と出禁にしたらしい。
ボーイ｢ユナさんごめんなさい。送ってあげたいんですけどちょっと今の時間忙しくて。｣
A｢･･･大丈夫です。｣
ボーイ｢何かあったら連絡してくださいね｣
｢ねぇ、俺が送ってっちゃダメ？｣
A｢え？｣
ボーイ｢もし可能ならお願いしてもいいですか？｣
A｢え？！｣
ボーイ｢深澤さんなら安心ですし｣
A｢でも｣
｢いいよ。｣
ボーイ｢お願いします｣
そのままボーイさんはお店に戻っていった。
A｢明日仕事なんでしょ？｣
｢まあね。でもさ、震えてんじゃん。
俺そんな女の子ほって帰る程馬鹿じゃねぇよ？｣
そう言いながら明らかに力の抜けてない彼女の手を握った。
いつもなら無反応なのに、この時にだけは俺の手を握り返してくれたから、内心俺らが思ってる以上に怖くて心細いんだと思う。
｢ねぇ、一人暮らし？｣
A｢うん｣
｢俺、お邪魔しちゃダメ？
家知られたくないなら俺ん家でもいい。
悪ぃけど1人にできない。｣
A｢あの人、、私の家知ってるの｣
あぁ、だから大丈夫っていうのに間があったんだ。
｢なんでもっと早くいわねぇの？｣
その後はどちらからも言葉を発する事無くサッとタクシーを拾い俺の家に向かった。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます！私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります！お読み頂きありがとうございます！ (2021年6月27日 14時) (
レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます！ (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miyna
| 作成日時：2021年5月20日 21時
