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いつも通りの支度といつもよりほんの少し甘い匂いのフレグランスを纏って駅に向かう。
駅に着くともちろん人気の多い場所なんかにはいなくて、もしかしたらと人が通らない高架下の近くの柱に向かう。
｢お待たせしました。｣
深澤｢･･･いいね。行こっか｣
さっきまでの眼鏡はサングラスに変わっていつもの夜の深澤さんが戻ってきた。
いつも通り少し離れて歩いてお店に入る。
いつもの様にお酒を飲んでいつもの様にご飯を食べて。
ただ違うのは深澤さんがあまり喋らない事。
ただただお腹が満たされていくだけのこの空間はそれだけで時間が進んでもうそろそろ出勤しないと行けなくなった時
深澤｢阿部といい感じだね｣
こっちの見ずに箸に目を落とし料理を探ってる深澤さん。
｢いえ、あくまで私はスノ担で。仕事上会うことはあってもそれとこれとは別｣
深澤｢阿部はそう思ってないでしょ｣
前に言われたファンと思ってないという阿部さんの言葉が頭に蘇る。
｢でも、ただの1ファンがそんな事｣
深澤｢遠慮する事ねぇと思うけど。阿部がご飯誘ってんなら｣
知られてもいい事なのに、その事実を突きつけられた瞬間一瞬背中に電気が走った。
深澤｢行ってきたら？俺のゲームはもう終わり。
これからはただの客。だから今日も同伴。
ちゃんとすっから｣
目を合わせてもくれない深澤さんから届けられた言葉は嬉しい事のはずなのに、なんでこんなモヤモヤするんだろう。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます！私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります！お読み頂きありがとうございます！ (2021年6月27日 14時) (
レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます！ (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miyna
| 作成日時：2021年5月20日 21時
