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買い物の帰り、ふと秋葉原に行きたくなって電車から降りて改札を通る。
いつもなら行きたいなんて思わない場所だから、いろんなものが新鮮に見えてフラフラと散歩をしていたら予想以上に時間が経ってしまった。
そろそろ仕事の用意しないとなぁ。って駅の方に向かっていると目の前から帽子にサングラス、マスク姿の人が、、、。
その時帽子の端からピンク色の髪がチラリと見えた。
「あ、佐久間さん」
ほんとに秋葉原にいるんだ。
って思ったらその後ろにはこの場所では普段見る事はないであろう深澤さんがいた。
佐久間「なーにしてんの?」
「あ、いえ、お散歩を」
佐久間「秋葉原を散歩って珍しいね。笑」
「なんとなく。でも今から帰るんです」
佐久間「そうなんだ。じゃあまたねぇ」
そう言って去ろうとしたその時。
深澤「ごめん佐久間。俺も帰ってもいい?」
佐久間「ん?いいよぉ。じゃあ俺は来たついでに嫁救出にいってくるでやんす!」
と手を降って逆方面に行ってしまった。
深澤「ねぇ、今から仕事?」
「・・・はい」
深澤「俺休みなんだけどさ。同伴して。」
そう言っている深澤さんの顔はなんとも無表情で、断る隙もないと感じるほどだった。
「わかりました。
用意したいので一旦帰ってもいいですか?」
深澤「じゃあ、お店の最寄り駅で待ってる」
そう言うといつも通り私の頭をポンポンと叩いて先に駅に向かってしまった。
深澤さん、こんな顔もするんだ。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます!私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります!お読み頂きありがとうございます! (2021年6月27日 14時) (レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます! (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miyna | 作成日時:2021年5月20日 21時