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楽屋を出ると少し先にあるフロアのソファに座って携帯を見てる深澤さんがいた。
｢なんで私のも頼んだんですか？｣
深澤｢お、おかえりぃ。一緒に飲みたくてさ。はい。｣
そう言って片手で私にコーヒーを渡す。
｢・・・ありがとうございます。｣
深澤｢なぁんかさ、久々だね｣
｢最近いらっしゃらないので｣
深澤｢んー、なんかね？お昼の笑顔見てからさ。
夜よりもそっちがみたいなぁって。
お店に行こうって思ったんだけど最近忙しくて全然お店いけねぇの｣
そう言ってこっちを見ることなく1口コーヒーをコクっと飲んだ。
深澤｢でもさ、会いたいなぁって気持ちはやっぱあるからさ。
何回か電話して。いる日狙って配達お願いした。｣
あぁ、だからお母さん友達いるか聞いたんだなぁ。
深澤｢ごめん｣
いつもならヘラヘラしてる深澤さんがうつむき加減でそんなこと言うから、怒りたくても怒れない。
｢・・・迷惑です。だから、これからは直接私に連絡してください。｣
深澤｢え？｣
｢いちいちいるかなんてお店に確認して欲しくないだけです｣
深澤｢・・・ふはっ。わかった。ありがとね｣
そう言うとソファから立って1回私の頭をポンッと叩いて楽屋の方に歩き出した。
深澤｢それだけ言いたかっただけ。送ってやりたいけど俺今から仕事だからさ。気をつけて帰りなね｣
そう言うとこちらも見ずに手をヒラヒラとさせて去っていった。
やっぱり、悪い人にはみえない。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます！私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります！お読み頂きありがとうございます！ (2021年6月27日 14時) (
レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます！ (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miyna
| 作成日時：2021年5月20日 21時
