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深澤「まぁいいたくないなら聞かないけど、俺は昼間の方が好きってだけぇ」
そう言いながらソフトドリンクをクイッと喉に流し込む。
私がソフトドリンク頼ん見やすいようにお酒は避けてくれたの、かな。
「1つ聞いてもいいですか?」
深澤「んん?どしたの?」
「なんで、私を指名するんですか?」
深澤「んー、顔がかぁいいから。
っていうのもあるけど1番は最初の印象かなぁ?」
「印象?」
深澤「最初ねぇ、こっちに歩いてくる前になぁんか冷たい目だなぁって思ったのよ。」
「冷たい目?」
深澤「んー、なんつぅか、一瞬ね?ちょっとミステリアスな雰囲気感じてさ。で、お誘いしてみたら軽い女じゃないってさ。
なんかそそられない?」
「私に聞かれても、、、、」
深澤「だからさぁ、Aちゃんには俺の事好きになって貰おうとおもって」
「はい?というかその名前で呼ばないで」
深澤「んまぁ、じゃあ今はユナちゃんでいっか。
俺告白されたいタイプだから。でもさ。
そういうの関係なく昼間の笑顔はマジで素敵だった。」
「私は深澤さんはお客様でそれ以上でもそれ以下でもありません。」
深澤「うわっ、それ言われたら流石のふかざあさんも傷つくなぁ」
「それに私以外にも可愛い子はいるし、もっと色んなクラブあるんですから固執する事もないでしょ?」
深澤「だってぇさぁ、ユナちゃんがいいと思っちゃったんだもん。ダメ?」
なんて言いながら正面で肘をついて上目遣いでこちらを見てくる。
「私にダメって言う権限はないし、好きにしたらいいと思います。ただ私は。
そういう人は好きじゃありません。
これからも大事なお客様です。」
深澤「あらぁ、夜のお仕事は疑似恋愛が大事なのにそんなにズバズバ言っちゃってぇ。」
「私にも人を選ぶ権利はありますから。」
その後はこの会話はなかったかのように振る舞う深澤さんに少し違和感を覚えながら2人で店を後にした。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます!私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります!お読み頂きありがとうございます! (2021年6月27日 14時) (レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます! (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miyna | 作成日時:2021年5月20日 21時