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時間ギリギリまでお店の手伝いをして、少し早めにお店に向かいいつもの化粧をして好きでもないキラキラな衣装を身に纏う。
店長「なぁ」
「あ、おはよう」
店長「もうさ、無理しなくていいよ。
出勤減らしたって良いし、なんならやめたって」
「かずにぃ、私がやめたら叔父さんの借金は?
早く返してかずにぃの夢叶えよ?」
店長「親父の借金は俺が何とか」
「出来ないから私がここにいるの。」
従兄弟であるかずにぃのお父さんはこのお店を開いてまもなく事故で亡くなった。
その時にこのお店をたたもうと思ったのに、残っていたのは借金で。
イタリアンシェフをしていたかずにぃは夢を諦めてこのお店を継いだ。
借金が無くなるまでは辞められない。
店長「ほんと、ごめん。」
「早くやめて、お母さんと飲食店開くんでしょ?
イタリアンの一流シェフと一流バリスタのお店。早く私もみたいんだから。」
そう言って背筋をのばす。
今日も夜のスイッチに切り替えて口角をあげて
お客様に楽しんでもらう為、今日も全力で夜を舞う。
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miyna(プロフ) - みー様、コメントありがとうございます!私の中の阿部ちゃんは実は男らしいイメージでして。笑。ご期待に添えるよう頑張ります!お読み頂きありがとうございます! (2021年6月27日 14時) (レス) id: 54c92b8d91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - やる時はスマートな男あべちゃん。(あまりみないので嬉しいです♪)この後の展開も楽しみにしてます! (2021年6月27日 2時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miyna | 作成日時:2021年5月20日 21時