不思議な訳ありマネージャー[無限大] (ページ10)

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朝、重いまぶたを無理やり開きシャワーを浴びて支度をし、新しく買ったスーツを着て車に乗り込む。

「・・・おはようございます美津濃です。今下につきましたので降りてきてください」

5分後

安「Aちゃんおはよ～。ほんまにぴったりやったね！！」

「東京近郊は任せてください！」

安「あれ？そんな元気キャラやった？？」

「昨日はほかのマネージャーさんもいらっしゃったので猫かぶってました笑」

安「ふつう俺らの前で猫かぶるんとちがうん？笑」

「なら私は普通ではないってことで笑」

安「ははは！あ！そういえば、亮の家まで10分の計算やったけど、この時間渋滞ないん？」

「ありますよ？なので向こうにつくのは8：50の予定です」

安「え？どういうこと？」

「お二人とも寝起き悪いときいているので。あらかじめ予定より10分早い時間を報告しました。内緒ですよ？？」

安「Aちゃんやるなぁ～！！ずるいわぁ笑」

「計算高いって言ってください。」

8：40になって、運転しながら到着の報告をしている私を見て、後ろで笑いをこらえている安田さん。子供みたい笑

案の定到着して5分もたたないくらいで錦戸さんが寝起きまんまの顔でバンの乗り込んできた。

安「亮おはよう！！」

錦「おはよう。なんかめっちゃ機嫌いいやん。なんかあったん？」

安「なんもないよ！Aちゃん仕事できるなぁって話してただけ笑」

「おはようございます」

笑顔で錦戸さんの顔を覗き込むとふいっとそっぽ向かれた。
まぁ、まだ打ち解けるのには時間かかるか。