検索窓
今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:112,586 hit

. ページ28

あの後も、何事もなかったかのように収録中声を出して笑う。


そんな彼がとてもたくましく感じて。
いつもより穏やかな気持ちで収録を見ていた。


「はいOKです!お疲れ様でした〜!」


その掛け声で一斉に片付け始める。
楽屋に向かおうとする途中


「あ!」

っと声をだして彼がこけた。


村「ヤス!大丈夫か?!」

丸「あかんて!どっかうってない?」

安「ごめんごめん。大丈夫!!」


そういう彼の左足に少し違和感を感じた。



今日はこれで終わり。


家に送り届ける。


この日は私もおかしかった。
彼のせいで。


「安田さん、少しご自宅にお邪魔しても大丈夫ですか?」

安「ええよ。どうしたん?」


「腰かばって左足首すこし痛めましたね?」


安「あ〜やっぱりわかった?ばれへんおもたのになぁ」


「ほかの方にはそこまで。なのでお邪魔します」



家にあがるとカラフルでにぎやかなインテリアが目に入る。


安「汚いけどあがって〜」


「汚くはないですけど、すごいですね。笑」


安「いろんな色とか絵とか好きやねん」


「私も好きです。さて、座ってください。」


そういってソファに腰かけてもらう。

私はかばんから携帯用のミストスプレーをとった。

安「それなに?」

「魔法の水です」


安「なにそれ。笑 Aちゃん不思議な子やね」


「治したい。て気持ちが伝わったら、治りますよ。」


そういいながら、足首に吹きかけ手で覆う。


安「Aちゃん?」


目をつむる私の顔をのぞく安田さん。


「目をつむって。痛みに集中してください。」


そういうと素直に顔をあげ目をつむった。



安「あれ?」


何度秒針の音がしたかわからなくなるくらいの時間がたった。

安「痛み。ない。なんで?」


「安田さんがなおしたいと思ったからです」


安「へ?ちょっとまってどういうこと?」


「今日がんばったご褒美です」


安「なんなん?あつみちゃん何者?」


「マネージャーです。ではおやすみなさい」


そういって後ろから聞こえる声に耳を傾けることなく。家を後にした。

.→←black



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
224人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ , リアル , ジャニーズ   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miyna | 作成日時:2018年8月20日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。