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ジャック「……俺らの寮は他より荒っぽい奴が多い。あまり離れるなよ」
スタスタとあるきはじめるが後ろからよく見ると
ジャックは脚が長い一歩一の歩幅が大きいため合わせて歩くと速歩になる
そしてAは目の前でモフモフと揺れているしっぽに触りたくてしょうがない
いっその事モフってしまおうかとも考えたが先程ラギーに真顔で拒否られたのを思い出すと中々踏み切れずにいる
『………………む…っ』
目の前のしっぽに夢中になっていると急にジャックの足が止まり背中におデコをぶつけてしまう
ジャック「………おい、着いたぞ
お前、何やってるんだ？」
『いやあー、ちょっと欲と戦ってたら
前見てなかったんだわ、悪い』
ジャック「………………？
いいか、この鏡から各寮へ行くことが出来る
これから行くサバナクロー寮はこのライオンの紋章だ。寮の名前が覚えられないなら絵を見て覚えればいい」
『まさか、ジャックよ…なんてナイスアイデアなんだい？』
背中で語る系だと思ってたがちゃんと説明してくれて教えてくれるしギャップの塊かよ
動揺しちゃって話し方絶対変になったわ
ジャック「ほら、さっさと行くぞ
鏡よ…サバナクロー寮へ」
Aの発言に全く気にしていないジャックが鏡に語りかけるとオレンジ色の光に包まれる
眩しくて目を閉じればまぶたの奥でも感じるほど
強く日が差しているのがわかる
ジャック「着いたぞ…ここがサバナクロー寮だ」
目を開ければそこは乾燥した地帯に大きな木
石や木で出来た寮がそびえ立ち一見遺跡のようにも見える
そう、どう見てもサバンナなのだ
『トンネルを抜ければ…そこは雪国だった』並に
目の前の光景が先程まで居た学校内と違いすぎて驚きが隠せない
そして何よりも暑い…！
ちょっと所ではないむちゃくちゃ暑いのだ
とくにAは黒いワイシャツに黒いスラックスを履いているため太陽の光を全て吸収している
『ジ、ジャック…！
暑い！しんどい！！影を作ってくれ今すぐに！』
Aは慌ててジャックの背中に身を寄せ無理やり影に入れてもらう
ジャック「……………なッ！！
くっついた方が暑いに決まってんだろ…！
そもそも暑いなら袖ちゃんと折るなりしろ！」
ジャックが大きな声で怒鳴る
顔が少し赤い気もするが
暑さのせいでデレを拾いたくても拾えないのだ(…ツラい)
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イデアル(プロフ) - すごく面白かったです。続きが気になる……！最新楽しみに待ってます！！ (2021年3月24日 22時) (
レス) id: 8f079ea4bd (このIDを非表示/違反報告)
関西弁女子 - ヤバイ…面白すぎる！更新頑張ってください！ (2020年11月17日 16時) (レス) id: bd6f1862b8 (このIDを非表示/違反報告)
そらちゃんです！！(プロフ) - おおおおおおおおうリドルうううううう (2020年6月30日 6時) (レス) id: c4f3cb5b0b (このIDを非表示/違反報告)
かつお(プロフ) - 藍央さん» 藍央さんこんばんは！初めまして！・・・んぎゃああ！！また誤字してしまい申し訳ございません！！お直し致しました・・・良ければご確認お願い致します。駄作文ですがもし良ければこれからもよろしくお願い致します！！ (2020年6月7日 2時) (レス) id: ad28e67894 (このIDを非表示/違反報告)
藍央(プロフ) - トレイくんのユニーク魔法はドゥードゥルスートですよ。 (2020年6月6日 2時) (レス) id: 3d1ad82df4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かつお | 作成日時：2020年5月16日 23時
