笑うしかない(笑)Ⅰ【BTS】 (ページ24)

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ホソクside

次の日レッスンの時間に練習室にいくとちらほらとほかの練習生が固まっている中で1人柔軟をしているAが居た

ナムジュンとユンギヒョンと一緒に柔軟しながら1人で黙々と柔軟しているAを眺めているとダンスの先生が来た

。

一通りレッスンが終わって1人ずつ先生からの指摘が入る中いつもはダメ出しされてばっかりだったAが｢今日は動きがいつもより良かった｣と褒められていた

隣のナムジュンが

RM｢確かにAいつもよりうまかったよな｣

と耳打ちして、なんとなく誇らしい気持ちになった

。

また夜中練習室にAがいるかなと思って除くと思った通り1人で練習していた

JH｢今日の動き良かったね｣

と声をかけると振り返ってちょっとびっくりしたように目を開いた

｢あっあの、、ホソクさんのお陰です。ありがとうございました｣

と他人行儀に言うのが腑に落ちなくて

JH｢ホソクって呼んでよー。。僕もAって呼んでるし、敬語も要らないから｣

｢え、でもだって｣

JH｢だって僕ら同い年じゃんー…敬語って変だし…｣

というと｢あ、ありがとう｣と嬉しそうにはにかんだ

あれAの笑顔見たのって初めてかも？
もう何ヶ月か一緒に練習してるのに初めて見た笑顔に嬉しさと、これまでこんな風に話さなかった後悔をした

JH｢あのさ、僕Aって誰とも話さないから僕らのこと嫌いなのかなって思ってた｣

｢えっ…そんなつもりなくて｣

JH｢うん。笑った姿も初めて見たし、こんな遅くまで残って練習してるのも最近知った。だからこれからはAのこと沢山知りたいな…なんて、、｣

勢い余って色々と話してしまってすこし恥ずかしくなっていると

｢あの､､俺人と話すの上手くなくて、本当はみんなと話したいのに話しかけられなかったからホソクがそういってくれてすっごい嬉しい｣

とAは少し恥ずかしそうに口角を上げた