笑うしかない(笑)Ⅰ【BTS】 (ページ15)

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Aside

気分もよく、また車に乗って数時間たったころには目的地に着いたのか車が止まった

JK「ん・・・着いた・・・？」

眠ってたグガも気づいたのか目をこすりながら体を起こす

そんなグガを微笑ましく見ていると先に出たホソガの声が聞こえた

JH「っっちょーーーーっ！綺麗ーーーーーーー！！！」

グガに手を引かれ外に出ると

「우와... 예쁘다...(うわぁ…綺麗だ…)」

JK「ですね・・・ヒョン・・・」

白い砂浜

水平線の向こうに沈む夕日に反射して橙色に染まる海

打ち寄せる波は白い泡を吹き

暗い青色と、ピンク味を帯びた赤色の隙間で紫色が静かに空の綺麗さを際立てていた

一つ、二つと星が輝く中月も見え隠れしていた

JK「待ってくださいよーー！！」

そう言って駆け出したジョングクの先には

セルカを撮るジニヒョン

ダルそうに歩くユンギヒョン

飛んだり跳ねたりテンションの高いホソガ

景色をうっとりした様子で眺めるナムジュナ

海の中にずかずか入っていくジミナに

水をかけるテヒョンア

その中にジョングガも飛び込んでいった

ふとポケットに何か入っていることに気づいた

あ、テヒョナに借りたカメラ・・・

カメラを通してパシャっと写真を撮る

JN「Aーーーー！早くおいでーーーー！！」

その声に呼ばれ俺も７人の元へ走った

ジニヒョン

ユンギヒョン

ホソガ

ナムジュナ

ジミナ

テヒョンア

ジョングガ

メイクもしてない

ファンが好むものではなく自分がすきなファッション

きっと今考えてることもそれぞれ違って

自然体なのに生き生きとした彼ら一人一人を丁寧に撮っていく

この時間がずっと続けばいいのに

彼らにあって俺にないものなんて目に見えてわかっていた

だけど、今はこのままで、

今は笑顔で＿＿＿

ー