笑うしかない(笑)Ⅰ【BTS】 (ページ12)

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ジョングクside

久しぶりのプライベートでの遠出

出発から一時間ほどたったころにはテンションがあがりきっていたホソギヒョンが反動でつかれたのかすやすやと眠っていた

心地よい洋楽のBGMが流れる中

隣のAヒョンも眠っていることを確認してジニヒョンに声をかける

JK「ヒョンもう眠ってるみたいです」

ジニヒョンが鏡でちらりと確認したあと起こさないよう静かに、に話し出した

JN「、、、最近Aは変わったことあった？」

JK「うーーん、、、何か隠してる気がします。勘ですけど」

そういうとジニヒョン「うぅ～～ん」と唸ってしまった

ここ最近はメンバーと集まって話すことが多くなった

Aヒョンは除いて

話題はいつもAヒョンのこと

いつからかファンの前でも僕らの前でも自分の話をしなくなったヒョン

この休みを使ってAヒョンの話を聞き出せたらいいなということで七人の意見が合致し

ヒョンに内緒で少しずつ少しずつ計画をした

JK「それにしてもヒョン・・・すごく瘦せましたよね」

JN「、、、そうだね」

座席に「座っている」というよりか座席に「力なく倒れこんでいる」という表現が合ってる気がした

もともとふっくらとした体形でジミニヒョンと餅コンビなんて言われるくらいだったのに見る影もない

ジミニヒョンもすごく痩せたんだけど、Aヒョンは

JN「すっかり瘦せこけちゃって」

ジニヒョンのその言葉がしっくりくるほどだった

やわらかそうな頬もなくなってしまい

首も腕も足には脂肪はおろか筋肉すらついてない

JN「この前Aに洗濯頼まれてやったんだけど、あいつ何サイズだったと思う？」

JK「⁇Lサイズじゃなかったですっけ？」

JN「Mサイズだよ。それも女性用の」

ぞっとした

確かに身長はそれほど高くないから女性用の服が着れるのはわかるけど、Mサイズにしては服の方が大きく見えるからだ

傍から見てもAヒョンの体型はモデル体型なんてものをすでに通り越していた

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