119 ページ19
.
お兄ちゃんはベッドを背もたれにして床に座って、スマホをいじっていた
私が入ってくるとスマホを机に置き、こっち座りなよと自分の隣をさした
お兄ちゃんの隣に座り、心拍数が上昇するのがわかる
HS「Aどうしたー?」
「あ、あのね…」
自分でも声が震えているのがわかる
テヒョンと付き合って一年以上経っている
お兄ちゃんはどう思うのだろう
HS「A?」
「お兄ちゃんに、話があるの…」
HS「なーにー?」
ふぅと息を吐くと、ゆっくり口を開いた
「私…一年以上付き合ってる人がいるの」
い、言えた…
怖くてお兄ちゃんの顔を見れない
HS「A、」
「……」
何を言われるのだろうと、身構えていると予想だにしない言葉が返ってきた
HS「知ってたよ」
「…え?」
驚きのあまりお兄ちゃんの顔を見ると、どこか傷ついた顔をしていた
なんで、なんで知ってたの…?
なんで知ってたのに何も言ってこなかったの?
なんで…知ってたのにそんな傷ついた顔をするの…?
私の思ってることを読み取ったのか、お兄ちゃんは私の頭を優しく撫でた
そして、私の目をまっすぐ見つめて話し始めた
.
1279人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゅーり(プロフ) - milkさん» milkさん、いつもコメントありがとうございます!頑張ります! (2017年3月12日 0時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
milk - テヒョン、家族への挨拶がうまくいくことを願ってます… 更新楽しみにしてますねー!! (2017年3月12日 0時) (レス) id: bbf87d5c46 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - みおさん» ほそくはいい奴の塊みたいなもんですよね笑 (2017年3月9日 12時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ほそくぅうううう(涙) みんないい奴だなぁ(涙) と勝手にお母さんっぽくなっちゃいました笑 (2017年3月9日 10時) (レス) id: 06d08529e6 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - milkさん» テヒョン…泣ってなりますね(は)ありがとうございます! (2017年3月5日 11時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ