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お兄ちゃんはベッドを背もたれにして床に座って、スマホをいじっていた



私が入ってくるとスマホを机に置き、こっち座りなよと自分の隣をさした


お兄ちゃんの隣に座り、心拍数が上昇するのがわかる





HS「Aどうしたー?」


「あ、あのね…」





自分でも声が震えているのがわかる



テヒョンと付き合って一年以上経っている




お兄ちゃんはどう思うのだろう





HS「A?」


「お兄ちゃんに、話があるの…」


HS「なーにー?」






ふぅと息を吐くと、ゆっくり口を開いた





「私…一年以上付き合ってる人がいるの」





い、言えた…



怖くてお兄ちゃんの顔を見れない







HS「A、」


「……」






何を言われるのだろうと、身構えていると予想だにしない言葉が返ってきた






HS「知ってたよ」


「…え?」





驚きのあまりお兄ちゃんの顔を見ると、どこか傷ついた顔をしていた





なんで、なんで知ってたの…?



なんで知ってたのに何も言ってこなかったの?





なんで…知ってたのにそんな傷ついた顔をするの…?










私の思ってることを読み取ったのか、お兄ちゃんは私の頭を優しく撫でた




そして、私の目をまっすぐ見つめて話し始めた












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きゅーり(プロフ) - milkさん» milkさん、いつもコメントありがとうございます!頑張ります! (2017年3月12日 0時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
milk - テヒョン、家族への挨拶がうまくいくことを願ってます… 更新楽しみにしてますねー!! (2017年3月12日 0時) (レス) id: bbf87d5c46 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - みおさん» ほそくはいい奴の塊みたいなもんですよね笑 (2017年3月9日 12時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ほそくぅうううう(涙) みんないい奴だなぁ(涙) と勝手にお母さんっぽくなっちゃいました笑 (2017年3月9日 10時) (レス) id: 06d08529e6 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - milkさん» テヒョン…泣ってなりますね(は)ありがとうございます! (2017年3月5日 11時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゅーり | 作者ホームページ:きゅーり  
作成日時:2017年3月3日 1時

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