弟のトモダチ〈BTS〉

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SG「俺、今日この1限だけなんだけどさ

Aは？」


「私もこの1限だけだよ」


SG「おー、じゃあ久々にどっか行くか？」


「ユンギが誘うなんて珍しいね

浮気でもしてんの〜？笑」


SG「アホか、ちげえよ」


「ユンギ、私のこと大好きだもんね？」


SG「ばーか」




ユンギはポリポリと頭をかくと、ほんのり顔が赤くなった



……照れてる





「行きたいんだけど、今日はジミナの友達が来るみたいだからおやつ作ろうと思ってるの」


SG「へえ

ジミナにも友達いたんだな」


「ユンギってジミナのことディスるの好きだよね？」


SG「ディスってねえよ

愛情表現のひとつだ」


「愛情表現、ねえ……」


SG「……んだよ」


「べつに？」





するとユンギは机に突っ伏すと、そのまま寝てしまった



あぁ、これから講義始まるのに……





これは、あとでノート写さしてくれって言われるパターンだな



自分のためにも、ユンギのためにも


ちゃんと講義聞いとかないと






ーーーーーーーーーー





ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ



SG「……ん

終わったか？」


「見事に1時間分の講義、最初から最後まで寝てたね」


SG「つい、な……」





つい…で、寝跡つくくらい寝るのなんてユンギくらいだけどね……




う〜ん、と伸びをするユンギにノートを渡す



「はいこれ、ノート」


SG「お、いつも助かる」


「いえいえ

じゃあ私帰るからね、ばいばい」


SG「おー気つけてなー」





寝起きでさらに無気力感が倍増したユンギに手を振り


クッキーの材料を買うためスーパーに向かった
















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