弟のトモダチ〈BTS〉

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SG「ジミナがそこまで信用してるのか……」


「そうなの

家に来た時はいい子だったんだけど……」


SG「はぁ……

A、アイツとは関わるな
ジミナが信用しているからとはいえ、俺は信用できない」





真剣な眼差しのユンギ



関わるなって言われても……





「でも……ジミナの友達だし、関わらないわけにはいかないし」


SG「危険だ」


「え？」


SG「なぜかは分からないけど断言できる

アイツは…テヒョンは危険だ
あまり近付くな」


「ユンギ……」





ユンギのこんな表情、初めて見た……



ユンギの言葉に、わかったと言わざるを得なかった





それからは、テヒョンくんのことなんて忘れたかのように


バスケの話やラップの話、ユンギが飼ってる犬の話をしたりした






「あ、そうだ

ジミナ、試合見に行くって」


SG「本当か？

頑張らねえとな」


「応援してるよ」




ジミナが来ると聞いて嬉しそうなユンギ



ジミナがユンギの試合を見に行くなんて久しぶりだからね





「あ、そろそろ帰らなきゃ……」


SG「ん、もうこんな時間か

家まで送ってやるよ」


「試合前なのに…ありがとう」


SG「べつに」




ファミレスの会計も済ませ、手を繋いできたユンギだけど……




「えっ……？」


SG「……んだよ」


「…んーん、なんでもない」






恋人繋ぎにされた手をギュッと握ったまま、ユンギは家まで送ってくれた
















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