全盲の彼。-JM-

8 ページ8

.






それからジミンと連絡先を交換した




ジミンを"障害者"として見ちゃいけないってわかってるのに、スマホを持ってる所を見た時は驚いた







JM「あ、言い忘れてたけど

僕もここに住んでるんだよね 笑」


「え！それもっと早く言ってよ！」


JM「ごめんごめん 笑」





ちなみに隣の部屋だよ、と付け足すジミンに驚きの連続だった




JM「ここのオーナー？管理人さんっていうのかな？

ごま油が好きだから、それを持って行ってあげたら喜ぶよ 笑」


「ご、ごま油？」






料理が好きな人なのかな…




優しい人だったらいいなぁ







すると、部屋の外でいきなり誰かの大声が聞こえた





？「ジミナー！！！

なんでAloneにいなかったんだよー！！！

ジーーミーーナーー！！！！！」





玄関のドアを何度も叩いているのだろうか




隣の部屋からドンドンと聞こえてきた






「ジミンのお友達…？」


JM「恥ずかしながら…笑」


「私、呼んでくるね！」






そう立ち上がろうとしたとき、ジミンのお友達とは違う声が聞こえてきた














.

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す