全盲の彼。-JM-

11 ページ11

.






TH「それにしても、ジミナ〜

Aちゃんとどこまでいったのー？」


JM,YOU「「ぶっ…」」


TH「うわ、汚な〜」






テヒョンくんの何気なく発した言葉に、ミルクティーを吹き出してしまった私とジミン




ジンさんは私たちが吹き出したミルクティーをふいている







JM「てっ、テテ！

いきなり何言ってんだよ…」


TH「え、だって、付き合ってんじゃないの？」


JM「そっ、んな、今日初めて会ったんだけど！」


TH「えー、にしても仲良さげじゃん

付き合ってないなら、付き合っちゃえよ！」






て、テヒョンくんて、すごい人だな…




ジンさんも、こういう時に限って何も言ってこない






JM「そ、そんな…

僕はよくても、Aが…」


「えっ、ジミンいいの…？」


JM「…っあ」







頭がこんがらがって、お互いに顔を赤くしてしまう




そんな私たちをニヤニヤとしながら見てくるジンさんとテヒョンくん







TH「Aちゃんは？ジミナのこと好き？」


「え、っと…

好きっていうか、まだ知り合ったばかりだし…」





いや、なんで私こんなあやふやな答え…



チラッとジミンを見ると、俯いていてわからなかった






どうしよう…













.

12→←10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す