駆け引き

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だから、昼はジミンのバーの手伝い




夜は繁華街で人探し







バーで寝たらいいのに、って思われるだろうけどそれはしない




なぜって？



ジミンの重荷になりたくないから





でも勘違いはしないでほしい



ジミンに恋愛感情はない





前に一度、ジミンと女の人が深いキスをしている所を見たことがあるけど何も感じなかった



ジミンも私に対して恋愛感情はないし、お互いにとって気楽な関係






ジミンのバーの手伝いだって、頼まれたからしてるわけじゃないし、ジミンが好きだからしてるわけじゃない




ただ暇だから



昼間はすることがなく、暇なだけ





ここのバーはカウンター席が6席あるだけ



いつもの時間帯にいつもの常連客が来る程度






どうやって経営を保てているのかは謎のままだけど、聞こうとも思わない




お風呂から上がった私は、髪の毛を乾かしカウンターに向かった







「お風呂、ありがと」


JM「いつも使ってんだろ？

今日は店休みだから、買い物にでも行ってきたら？」


「めんどくさいし、いい」


JM「A、いつもその格好じゃん

たまには違う服着れば？」


「んーそのうちね

ねえ、なんかお酒作ってよ」


JM「ったく…

一杯だけな？」






そう言いながらも作ってくれるジミンは、本当は優しい人なんだろう













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