天使と悪魔

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グクの家には何度か行ったことあるから場所は分かる



グクも小さなアパートでひとり暮らし





「はぁ…はぁ…」



グクのアパートのドアの前に着き、息を整えた




……よし！



ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ





JK「はーい
今行きまーす」


「……っ！」




インターホンからグクの声が聞こえてきた



この様子じゃ、私が来たって知らないと思う





JK「どちら様で………

A……」


「グク……
私っ、あの…えっと……」





もう…っ


ちゃんと何言うか決めずに来たから、話がまとまってない……



私のアホ………





JK「……とりあえず、中入れば？」


「お、お邪魔します……」




…シュガ、テヒョン


私、頑張るからね……





ーーーーーーーーーー






相変わらず、グクの部屋は片付いていた



片付いてる、というよりも無駄な物がない




JK「座れば？」


「あっ、うん……」




ぼーっと突っ立ってた私は、黒の落ち着いた感じのソファに座った



すると、グクも私のすぐ隣に座ってきたのだ




「え……」


JK「…なに
隣座っちゃダメなわけ？」


「そ、そういうわけじゃないけど……」





普段、ケンカしてない時でもこんなに近くに座ったことはないのに……



こういう時に限って卑怯だ















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