防弾少年団の実態

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「……はい、終わりました」


JK「……」


「……あの、何か気になる所でもありますか？」





メイクを終えたら、いつもはすぐ楽屋に戻るジョングクさんがその場から動かない



何かあったのだろうか





それにしても足が痛い……


ジョングクさんの前ではなるべく我慢したけど、そろそろ顔に出てしまいそう……




JK「……座っとけば？」


「えっ……？」


JK「だから……！
足、怪我してんだろ？

車椅子あるんだから座っとけよ」


「……すいません、ありがとうございます」




ジョングクさんの言葉にあまえ、車椅子に座ることにした


……かなり楽になった





ジョングクさんは私が車椅子に座るのを見ると、メイク室を出ていった




なんだったんだろう……


どうして、今日はあんなに優しいの？





……いいや、考えるのは後にしよう



先にマネージャーさんに電話しないと





マネージャーさんには全て話す


じゃないと、最終的に困らせてしまうのはばんたんの皆さんだから




さすがに怪我をした原因までは言わないけどね……




prrr…prrr…




MJ『はい、もしもし
どうした？Aさんから電話なんて珍しいな』


「あの、今日なんですけど……

私の不注意で自分の足にイスを落としてしまって、運転できそうにないんです」


MJ『え、大丈夫か？
あいつらのメイクは落とさなくていいから今すぐ病院に行ってこい』


「え、そんな…いいんですか？」


MJ『ああ
もし取り返しのつかないことになってたら大変だろ？

あいつらには俺から言っておくから、俺が迎えに行くよ』


「あの……メイクセットや衣装はどうしたらいいですか？」


MJ『ああ、Aさんが片付けれそうだったら片付けといてくれたら俺が持って帰るよ』


「すいません…
ありがとうございます

じゃあ、片付けたら病院に行きます」


MJ『気をつけてなー』




マネージャーさんが優しい人でよかった……





電話をきるとメイクセットや衣装を片付けて

私物など全て持って車椅子のままテレビ局近くの病院に向かった













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