鬼を狩れ【鬼滅の刃】 (ページ5)

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正面に鬼が来たのをAがバッサリと切り、癸の隊士を背中を蹴飛ばす。

癸「え、ちょっ雑ぅぅぅぅ!!!!」

ぐっとらっくと心の中で少しだけ思いながら大量の鬼を裁く。

……よし。

とりあえず本命の方へと向かわないと。

ー

癸「あ!!Aさーん!!!!」

とりあえず近くに多くいた鬼を切り終えるととても今に泣きそうな声が聞こえた。

鬼「‪ｱﾞｱﾞｱﾞ……ｱﾞｱﾞ……ｵｶ……ｻﾝ……ｵﾄｳ……ｻﾝ」

どうやらこの鬼は両親を探しているようだった。

だから夫婦を狙っていたのか。

A「この町には君のお父さんもお母さんも居ない」

そう言って呼吸を使おうとした時

A「!?」

癸「ﾋｪ……!!」

ザシュッ!!

小さな血しぶきが見えた。

癸「Aさん!!!!!!」

癸の隊士をかばい、なんとか守ったが、目の下に深めの傷
を負ってしまった。

A「影の呼吸、壱の型暗香疎影」

辺りは一気に影に覆われる。

困惑する鬼は闇の中で首が跳ねた。

A「次は幸せだといいね」

夜が戻る前にAはそう呟いた。