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side貴女
gr「ロクな死に方しないぞ、お前」
ut「“ロクでもない奴”が“ロクな死に方しない”ってのも弱者の願望さ」
gr「…………気が変わった…やっぱり今日金返してもらおう…」
グルッペンさんが懐から邪悪な顔をして小型のナイフを出す。…殺人事件は起こさないでくださいね。
gr「…そうだ…腎臓二つもいらなくね…？」
ut「ひィィィィィーーーー!!」
大先生がとても大きい悲鳴を上げながら持ち前の逃げ足でグルッペンさんの部屋から出ていく。
『あっ、ちょっ大先生!!』
gr「まったくチキンめ…冗談だ」
gr「……しかし…これから近々“神”を巡った戦争が起こるのは避けられないだろう…大先生はなんとかなるかもしれんが…コネシマ、名前さんお前達も逃げる所を用意しといたほうがいいぞ」
kn「……？あ、ああ…」
『？はい、ご心配ありがとうございます？』
gr「……」
『本日は突然すいませんでした。それでは、また会いましょう』
gr「嗚呼、お元気で」
※※※
グルッペンさんの家から出た私達はぶらぶらと歩く。
kn「…ったくよーお前グルちゃんからも借金してたのかよ…」
『今回のこと大先生のこと嫌いになりそう…』
ut「えぇー嫌いにならんといて。僕悲しくて泣いちゃう」
大先生が泣き真似をする。気持ち悪いのでとりあえず無視をしよう。
kn「そんな馬鹿な話してないではよ行くぞ」
『はーい』
kn「てか、大先生お前ほかに金の当てあるんやろなー？金貸してくれそうな友人…」
ut「うーんいるにはいるけどねえ」
kn「誰や!!誰やそいつ!!」
ut「ロボロ」
大先生の口から出たのは甘党仲間のロボロの名前だった。久しぶりに会うな、ロボロ。
※※※※※
そのまま道を歩いていたら“質ロボロ”と看板にデカデカとある店に着いた。
kn「うおーーーーこれがロボロの店かよ!!」
『すごい立派なお店!!』
kn「あいつ店出すの夢だったもんなーすげーなぁ」
『頑張ってたもんね』
そんなことをふたりで言い合っていると、大先生が店の中に入ろうとする、が緑色のパーカーの男の人とぶつかった。
ut「いた!!」
??「あスマンわりいわりい前よく見てなかった…」
ut「いえこちらこそ」
男の人が店を出ていくと大先生が「ん？むむむむむむ」と何かを探している。
ut「あ”あ”あ”ー僕の百円がないーーーー!!あいつ盗りやがったー!!もういねぇ！」
今までの悪事に相当の報いだね、大先生。
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花柄のハンカチ(プロフ) - シロクマさん» 有難うございます！頑張らせて頂きます！ (2021年3月6日 12時) (
レス) id: e533572777 (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ(プロフ) - すごく面白いです！新しく掛け持ちするやつも無理のないくらいに頑張ってください！ (2021年3月6日 11時) (レス) id: d05f2c127c (このIDを非表示/違反報告)
花柄のハンカチ(プロフ) - リオンさん» リオンさん、コメントありがとうございます。好きという言葉本当にありがとうございます。これからもゆっくり更新ですが、見ていただけると嬉しいです。 (2021年2月27日 12時) (レス) id: e533572777 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - 凄く好きだぁ……。更新無理しないでください！ (2021年2月27日 11時) (レス) id: da822e9dea (このIDを非表示/違反報告)
サク(元ネこ)(プロフ) - ルアさん» 有難うございます！ゆっくり更新ですいません！ (2021年2月20日 20時) (レス) id: e533572777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サク(元ネこ) | 作成日時：2021年2月19日 20時
