日常9 ページ10
Aside
貴「じゃあ、いい子にしてるんだよ」
心「ええこにしとったら、ごほーびある?」
治「ええ子にしとったら、何かあるかもしれへんなぁ。せやから、お婆ちゃんとおじいちゃんのお手伝いもちゃんもやるんやで?」
悠「やった!じゃあ、いい子にしてる!」
貴「偉い偉い!…じゃあ、お義母さん、お義父さんすみませが、2日間この子達をよろしくお願いします。」
宮母「気にせんでええよ、悠くんと心悠ちゃんはしっかり見とくさかい、2人でゆっくりしておいで!」
大会が一段落し、治も5日間のオフを貰ったので、約束通り、兵庫にいる治のお義母さん達に子供たちをお願いして、一泊二日で久々の京都へデートをすることになった。
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貴「すっ、すごい…」
目の前には女子、女子、女子。
そして、その中心地には、さっきまで隣に居たはずの治。
京都に着いて、お茶をしようってなった所までは良かった。
私の京都で人気のカフェに行きたいと言う小さな願望を治は、快く聞き入れてくれて、カフェに行ったはいいものの、
流石、全日本のイケメンツインズ。
その名を知らない若者はいないのであろう。
高校時代から人気だっただけあり、写真だのサインだの、治に引っ付いて全力のアプローチ。
若者、恐るべし…!
その光景を、少し妬きながら見ていると、グイッと手首を引っ張られる。
その動作主は、一瞬で分かった
貴「ちょっ、治?/////」
治「悪いんやけど、今日は奥さん癒すために、プライベートで来とんねん。せやから、サインとか写真は大会の時でもあかんか?」
治があざとくそう言うと、女の子達は顔を真っ赤にして、「はい!応援してます!」と言って、諦めてくれた。中には、ご丁寧に順番を席を譲ってくれた子も。
治「ちょっと、妬いてたやろ」
貴「治が悪いんだもん」
治「安心せぇ。俺はお前と子供達しか可愛がる気あらへんから。(ニヤッ)」
貴「っ!/////」
そんなこんなで、夫婦水入らずの京都デートスタートです。
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作者名:雨季 | 作成日時:2018年3月27日 23時