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『 ん… 』
どれくらい眠っていたんだろう
外からは月明かりが差し込んでいる
寝過ぎちゃったな
のっそりと立ち上がり外へ出るために扉の前へと立った
…まだ2人でいたらどうしよう
また見てしまうんだろうか
ううん、もう諦めるんだ
こんな想い捨てちゃえば苦しくない
辛くない
そうしよう、頑張るんだ
気合を入れて外に出ようとすると
『 うっ… 』
なんだか吐き気が込み上げてくる
『 ゔ…おぉえ… 』
口から出てきたのは花弁だった
『 こ、れ… 』
震える手で花弁を摘む
あぁもう最悪
どうして
今やっと諦めようと決心したのに
どうして私がこれにかかるの？
それにこの花…なんの皮肉？
『 っ…ぉえ…っ！ぐ…うぅ… 』
それでもどんどん口から溢れる花弁
私の想いを代弁するかのようにどんどん口から溢れ出てくる
ｺﾝｺﾝ
「 おいA、晩メシだぞ 」
あぁゾロ…
扉の向こうにゾロがいる
私の名前を呼んでいる
「 …寝てんのか？ 」
『 ぞ、…っ…ぉっ… 』
名前を呼ぼうにも口から溢れる花弁に邪魔をされて呼べない
入らないで部屋に入っちゃダメ…！
「 入るぞ 」
部屋に入るなり辺りを見回して驚くゾロ
「 お前…これどうしたんだよ… 」
『 ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…
…な、なんでもないよ
こ、転んじゃって…それで…花が…
は、はは、ロビンにバレたら怒られちゃう、ね 』
なんとか平静を装ってゾロの方を向く
「 これ… 」
ゾロが花弁に触れようとする
『 ゾロ！お腹すいたね！！早く行こう！ 』
そのゾロの手を取ってキッチンへと引っ張る
「 お、おい！ 」
『 このこと…内緒にして、お願い 』
「 …わかったよ 」
『 ありがと…今日の夜ご飯はなにかな、楽しみだね 』
私は部屋に鍵をかけてゾロとキッチンへ向かった
誰もいなくなった真っ暗な部屋には真っ赤なアネモネの花弁が月明かりに照らされていた
--✄--
どうも、作者です
最近奇病などにハマっていましてそういう話が増えていくと思われます、、
今回は花吐き病です
前回はアルビノ
ちょーっと文才がない私には難しいですが頑張りたいと思います
ラ ッ キ ー キ ャ ラ ！
たしぎ
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マリコ - ワンピース短編集はルフィの生き別れの妹設定とサンジ君に恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄ヒロインをロビン同じハナハナの実の能力者にしてそしてヒロインがサンジ君に『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。 (2019年8月18日 1時) (
レス) id: 4520529d99 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 捺宮さん» ミルキィーローズっていうのはプリキュアのことですかですね？はい、その通りです。それとジャヤに向かったのはヒロインちゃんの方で宜しかったですかですね？はい、もちろんOKです。 (2019年8月13日 12時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
捺宮(プロフ) - マリコさん» コメントありがとうございます。ミルキィ･ローズっていうのはプリキュアのことですか？それとジャヤに向かったのはヒロインちゃんの方でよろしかったですか (2019年8月12日 23時) (レス) id: 4152d6dd2d (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース短編集はロビンの生き別れの妹設定とルフィに恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄ヒロインを青い薔薇の秘密の印ミルキィー・ローズに変身してそして女神様が小柄ヒロインに青い薔薇を授けてジャヤに向かうお話を見せてください。 (2019年8月12日 23時) (レス) id: 778246e7bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：捺宮 | 作成日時：2019年8月9日 22時
