No.4 ページ5
ベルモット「…あら?」
『…?どうかしましたか?』
ベルモット「バーボン貴方…。」
ベルモットさんはどうやら手を繋いでいる私達を見て驚いていたようですね。
『あぁ…、これは何でもありませんよ。』
ベルモット「本当かしら?」
バーボン「えぇ、本当ですよ。」
ベルモット「…それなら今夜、良いかしら?」
ベルモットさんはいつも私の部屋で男性を口説く。
どうせこの人も…。
バーボン「…あぁ、すみません。
今夜は先約があるので…。」
『…!!』
驚いたわ。
こんな人も居るのね。
ベルモット「あら、つれないわね…。それなら――。」
『…ところで何かありましたか?』
ベルモット「…キティとバーボンに任務よ。鼠を始末して頂戴。」
『了解。』
バーボン「…了解。」
ベルモット「私はもう用事があるから失礼するわ。」
そう言って、ベルモットさんは帰って行きました。
『…ベルモットさんの誘いを断る方なんて初めて見ました。』
バーボン「…そうですか?」
『何故、断ったんです?』
バーボン「……貴女なら良かったんですけどね。」
『…え?』
バーボンさんは少し顔を歪めて哀しげに微笑んだ。
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蒼奈(プロフ) - 了解しました!少々お待ち下さい (2021年7月11日 15時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈 - ノーマルエンドお願いします!!! (2021年7月11日 15時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯桜 | 作者ホームページ:
作成日時:2020年12月9日 19時