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今から30年も前､まだこの校舎が使われていた当時､夜遅くまで居残りをしていた女子生徒がいた
薄暗い部屋で蝋燭1つで勉強していた女子生徒は､ふと背中に誰かの視線を感じた
『誰…？』
女子生徒が振り返るとそこには誰もいない。安堵して振り返った瞬間─────
『いやあぁぁあああぁあ!!』
「───…それ以降､女子生徒が家に帰ることはなく､今でも当時の悲鳴が鳴り響き､女子生徒がこの校舎を彷徨って…」
「アァー俺は何も聞いてないからなーー」
私が話している間ずっと耳を塞いでいたチャンビナ
「弱虫刑事」
「違っ──」
「しっ！静かにしてください…ここですよ､男子生徒が入っていった教室」
ドア上に書いてある立て札を見ると「演劇部」と書いてある。たしか今この学校に演劇部はないはずだから､昔の演劇部が利用していた部室なんだろう
「ちょっと開けるぞ…」
私が頷くとチャンビナが演劇部のドアを数cm開けた
教室を除くと､しゃがんでいる男子生徒の背中が見えて､地面に向かって何かを呟いている
「もうすぐご飯来るからね…」
ご飯？なんのこと───
「誰？」
「う"わ"ぁああっ"！」
「きゃあぁああ！！」
チャンビナの叫び声に驚いた女子生徒が腰を抜かし､覗いていた男子生徒がこちらに気づいて教室から飛び出してきた
「ジソ！どうしたの?!」
「し､知らない子達が…！」
女の子が私たちを指さし､私を見た男子生徒が目を見開いた
「転校生のA…ちゃん？」
「何で私のこと…」
「とりあえず立って」男子生徒は女子生徒に手を伸ばし､私達も立ち上がった
「あなたが叫んだせいでバレたじゃないですか…」
「お前が直前にあんな話するからだっつーの！」
服についた埃を払うと男子生徒が切り出した
「君たちなんでここが分かったの？」
「その前にまず自己紹介からしよう？」
チャンビナが言うと男の子は快く了承した
「僕はヤン・ジョンイン。みんなからはイエナとかアイエンって呼ばれてるから好きなように呼んで」
「イエナ､よろしく」
イエナは元々細い目を更に細くして笑うと自分の後ろに隠れている女子生徒を前に出した
「…ジソよ。チョン・ジソ」
ジソはボブヘアに丸っこいメガネをかけていて､おとなしそうな印象をうけた
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七彩 - 返信ありがとうございます！雷蔵良いですよね！私は、ニコ推しです！ (2月17日 22時) (
レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 七彩さん» 投票ありがとうございます！詳しいという程ではありませんが好きな作品です！推しは雷蔵ちゃんです♡ (2月17日 22時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - みやねよさん、ライチ光クラブ知っているのですか？！私もライチ光クラブが大好きで漫画を全巻持ってるくらい好きなんです！なので、ライチ光クラブに投票させて頂きました！ (2月17日 22時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - みやねよさん» 教えてくださりありがとうございます！ワヲンというアカウントからフォロリクを送らせていただいたので、お暇な際に承認よろしくお願いします😌 (1月23日 19時) (レス) id: d7f5502d0b (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 夜遅くに返信すみません！コメントありがとうございます。ホームページにTwitterのユーザーネームを書いているのでそちらから飛んで頂けると助かります！ (1月22日 0時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやねよ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miyanestay2/
作成日時：2023年12月26日 4時
