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「ねぇ」
受ける必要の無い授業を軽く聞き流している時､隣の女の子が小声で話しかけてきた
「どこから来たの?ソウル市内?」
「あー…えっと､」
どう答えたものか､"実は殺害予告した犯人を探しにきた刑事なんだよね！"なんて口が腐っても言えない
「……釜山」
「チンチャ?!」
大嘘である
思わず声量調節を間違えた女の子は､板書していた先生が振り返った途端､真面目にうける振りをし始めた
先生が黒板の方を向くとまた私の方を向いた
「わぁ…じゃあ訛りも釜山弁なの?」
「まぁ…」
これまた大嘘である
「聞きたい!喋ってみてよ!」
女の子は目を輝かせて私を見てくる。喋るも何も､ソウル生まれソウル育ちの私が釜山弁なんて喋れるわけが無い
「前向こうよ…」
「いいのいいの､私スポーツ推薦もらうことになってるの!こんなの受けなくても困らないから」
私が困るんだけど?!とも言えず､慌てて話題をすり替えた
「ソヒョンだっけ?苗字は何?」
「キムよ､キム・ソヒョン。よろしくねA!!」
ソヒョンは元気いっぱいの笑顔で言うと手を差し伸べてきた
この子に学校のことを聞くのもいいかもしれない
「よろしく､ソヒョン」
握手を交わすとソヒョンは整った顔を緩ませて笑った
「で､釜山弁聞かせてよ!」
「授業聞こっか」
︎
授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り､ぐんと伸びをするとまたソヒョンが話しかけてきた
「A!!学校を案内しよっか？」
「うーん､大丈夫。どうせ慣れるし」
「まあ確かにね」
ソヒョンは納得した途端､突然素っ頓狂な声を上げてバッグの中を漁り出した
「どうしたの？」
「体育の宿題あるの忘れてた！うちの体育の先生めちゃくちゃ怖いの…！」
私の時の体育教師もすごく怖かったな､怖かったというよりかは苦手だったけど
『お前が刑事なんかなれる訳がないだろ!!』
ほんとに､苦手だった
「───A？大丈夫？」
「…え？」
「すごく怖い顔してたよ」
「あ､うん。大丈夫…」
それから私はソヒョンが課題を終わらせるのを手伝った。思い出したくなかった過去を紛らわせるかのように
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七彩 - 返信ありがとうございます！雷蔵良いですよね！私は、ニコ推しです！ (2月17日 22時) (
レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 七彩さん» 投票ありがとうございます！詳しいという程ではありませんが好きな作品です！推しは雷蔵ちゃんです♡ (2月17日 22時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - みやねよさん、ライチ光クラブ知っているのですか？！私もライチ光クラブが大好きで漫画を全巻持ってるくらい好きなんです！なので、ライチ光クラブに投票させて頂きました！ (2月17日 22時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - みやねよさん» 教えてくださりありがとうございます！ワヲンというアカウントからフォロリクを送らせていただいたので、お暇な際に承認よろしくお願いします😌 (1月23日 19時) (レス) id: d7f5502d0b (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 夜遅くに返信すみません！コメントありがとうございます。ホームページにTwitterのユーザーネームを書いているのでそちらから飛んで頂けると助かります！ (1月22日 0時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやねよ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miyanestay2/
作成日時：2023年12月26日 4時
