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ダンボール箱を持って捜査一課を訪れたAは部屋の中をキョロキョロと見回し､ヒョンに呼ばれるとすぐに前を向いた
「えーっと､(笑)じゃあAちゃん！」
「はい」
「みんなに自己紹介お願いします！」
今この場にいる全員が「ここは幼稚園か」と心の中で思ったはず。ヒョンは新しい部下が既に可愛くて仕方ないらしい。俺は分かりますよヒョン､その気持ちすごく
「交通安全課から異動してきました､カン・Aです。精一杯頑張ります。よろしくお願いします」
Aが顔を上げると男達の歓声がわっと湧き上がり､どこからか指笛さえ聞こえてきた
「それじゃデスクはビニの隣で」
「はい」
ヒョンが言うとAは俺の隣のまだ誰も使ってない席にダンボールを置き､こっちを見た
「今日からよっ…」
笑顔で元気よく挨拶しようとしたAは､俺の顔を見ると何故か顔を強ばらせた
緊張してるのか？…あぁ､キヨウォ
咳払いすると俺は早速Aに声をかけた
「あ､アンニョン」
「…」
…笑顔がぎごちなかったか､俺を凝視するAに今度は歯を見せて笑うとAはダンボール箱を持ち直した
「…えっ」
無言で唇をきゅっと口の中にしまうと､そのまま俺のデスクから斜めの位置にあるデスクにダンボール箱をドシンと置いた
俺が混乱してるとAを見たヒョンが「あっ」と声をあげた
「Aちゃんその席は…」
「え？」
「そこ､僕の席なんだけど」
Aが振り向くとそこにはコーヒー片手に犬っぽい顔の男が小さなAを見下ろしていた
「あ､ごめんなさい…」
「いいよ､隣なら空いてるけどそこ座る？」
男が指をさした席はチャンビナの目の前のデスクだ
「…仕方ないか」
「ヤー！仕方ないって何だよ！」
そう言うとAは俺を睨んでから小さく呟いた
「ケッ」
「おい今ケッって言ったろ」
犬っぽい男がバンチャンに問いかけた
「ところでこの人は？」
「カンAです。交通安全課からきました」
「そういう事！まだ捜査一課のみんなの紹介をしてなかったね､もう知ってると思うけど僕がバン チャン。今日からよろしく」
バンチャンの次に隣の男が雑誌を見ながら口を開いた
「キム スンミン22歳､よろしく〜」
「同い年ですね。よろしくお願いします」
やっと俺の番だ､気を取り直してAの方を見た
「ソ・チャンビン23歳！よろしく後輩！」
俺が手を差し出すと､Aはそっぽ向いて答えなかった
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七彩 - 返信ありがとうございます！雷蔵良いですよね！私は、ニコ推しです！ (2月17日 22時) (
レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 七彩さん» 投票ありがとうございます！詳しいという程ではありませんが好きな作品です！推しは雷蔵ちゃんです♡ (2月17日 22時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - みやねよさん、ライチ光クラブ知っているのですか？！私もライチ光クラブが大好きで漫画を全巻持ってるくらい好きなんです！なので、ライチ光クラブに投票させて頂きました！ (2月17日 22時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - みやねよさん» 教えてくださりありがとうございます！ワヲンというアカウントからフォロリクを送らせていただいたので、お暇な際に承認よろしくお願いします😌 (1月23日 19時) (レス) id: d7f5502d0b (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 夜遅くに返信すみません！コメントありがとうございます。ホームページにTwitterのユーザーネームを書いているのでそちらから飛んで頂けると助かります！ (1月22日 0時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやねよ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miyanestay2/
作成日時：2023年12月26日 4時
