𝖯𝗋𝗈𝗅𝗈𝗀𝗎𝖾 ページ1
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昔から推理作品が大好きだった。
犯人のトリックと展開を読むのが楽しくて､途中からは探偵よりも早く犯人を見つけたいと思うようになった
当時の夢は探偵になることだったけど､実際の探偵は浮気調査ばかりだと知ってから目指したのは刑事だった。探偵ではないけど､事件を解決するカッコイイ職業
短大を卒業した後､危ないからダメという両親の反対を押し切って国家試験を受け､6ヶ月間の警察学校を卒業し､研修に研修を重ねて､ついに私は警察署の前に立った
今日から私は､ついに夢だった刑事に───
…なるはずだったのに
「…交通安全課？」
私の頭の中で掛かっていた勝ち確BGMは､署長の口から出た言葉に一時停止されてしまった
「…何故です？」
「今あそこの課が人手不足だからだ。それに､お前願書に［第一希望・刑事部］､［第二希望・刑事部以外］って書いてるだろ。ホスト界の帝王みたいな書き方しやがって」
「だって刑事部以外考えてなかったんです…！」
何を言われようが､私が警察官になったのは刑事になるためだ。推理をして､犯人を追い詰め､逮捕する。
画面越しに何度も夢見たその姿。ここで引き下がる訳には…
「署長お願いです…!!刑事になるためだけに私警察官になったんですよ？駐車違反の取締だなんて…」
拳で机を叩き必死に訴えるも､署長は死んだ魚の様な目を変えることはなかった
「…私は事件を解決したいんです。ソウルの市民を守りたいんですよ！」
刑事にしてくれるまで帰すものか と粘り続けると
署長はニンマリ笑って
「駐車違反も立派な事件。横暴な場所取りドライバーから市民を守れ､以上」
と吐き捨て部屋を出ていった。その机には巡回車のキーだけが置かれていた
.
「私の──血の滲むような──努力は──何だったの?!」
クラクションを避けながらハンドルに頭を何度も叩きつける。刑事局に配属されなかったのは100歩､いや1000歩譲って許すとして
「パトカーにも乗せてくれないなんて…何なのこの車」
ドアミラー越しに黄色で書かれた『放置車両確認準備中』という文字を睨みつけた。女だし小柄だから舐められてるのかな？あーチンチャ､これだから低身長は…
──こんな事言ってられない。仕事しないと
深く息を吸い､ゆっくりと吐くと私はアクセルを踏んだ
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七彩 - 返信ありがとうございます！雷蔵良いですよね！私は、ニコ推しです！ (2月17日 22時) (
レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 七彩さん» 投票ありがとうございます！詳しいという程ではありませんが好きな作品です！推しは雷蔵ちゃんです♡ (2月17日 22時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - みやねよさん、ライチ光クラブ知っているのですか？！私もライチ光クラブが大好きで漫画を全巻持ってるくらい好きなんです！なので、ライチ光クラブに投票させて頂きました！ (2月17日 22時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - みやねよさん» 教えてくださりありがとうございます！ワヲンというアカウントからフォロリクを送らせていただいたので、お暇な際に承認よろしくお願いします😌 (1月23日 19時) (レス) id: d7f5502d0b (このIDを非表示/違反報告)
みやねよ(プロフ) - 夜遅くに返信すみません！コメントありがとうございます。ホームページにTwitterのユーザーネームを書いているのでそちらから飛んで頂けると助かります！ (1月22日 0時) (レス) id: a7351aa008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやねよ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miyanestay2/
作成日時：2023年12月26日 4時
